高齢者・障がい者へのおもてなし力の向上!「ユニバーサルマナー検定3級」をnu dish Mousse Deli & Caféで開催
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2017年1月23日 17:00
一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会
日清医療食品株式会社
高齢者や障がい者への適切な向き合い方を普及・啓発する一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会(大阪府、代表理事:垣内俊哉)と、日清医療食品株式会社(東京都、代表取締役社長:菅井正一)は旬の食材を使って斬新な料理を提供する「nu dish Mousse Deli & Café(ニューディッシュ ムース デリ & カフェ)」で1月23日に、高齢者や障がい者など、多様な方々との違いを受け入れ、さりげない配慮ができる人材を増やしたい、という強い思いから、ニューディッシュにて一般の方々35名に向け「ユニバーサルマナー検定3級」を開催しました。
「ユニバーサルマナー」とは
現在、国内には高齢者4,000万人、障がい者800万人と、総人口の3分の1にあたる方々が何らかの不自由を感じて暮らしています。
また2020年、東京オリンピック・パラリンピックが東京に開催するにあたり、海外からも多様な方々が訪れます。
高齢者や障がい者と接することは、特別な配慮でなく、一つのマナーです。
「ユニバーサルマナー」は、自分とは誰かのことを思いやり、適切な知識のもと、サポートを実践することを意味します。
ユニバーサルマナーをより多くの方々に広めたいという両社の強い希望により、業界の垣根を超えて一般の方々35名に向けユニバーサルマナー検定を開催します。
検定では、講義やグループワークを通して「障がいとは何か」「ユニバーサルマナーとは何か」を体系的に学んでいただきます。
すべての人々にやさしい「nu dish Mousse Deli & Café」の取組み
・さまざまな「違い」とその接客対応を学ぶ、ミライロ・リサーチを実施
ご高齢の方や障がいのあるお客様にも心地よいおもてなしを届けるために、障がいのある当事者によるモニター調査「ミライロ・リサーチ」を行い、接客対応に関する調査を行いました。
車いすユーザーの方、視覚障がいのある方、聴覚障がいのある方、3名に参加いただき、それぞれの障がい特性を活かした視点から一歩先を行くおもてなしについて意見をいただきました。
日本ユニバーサルマナー協会と日清医療食品の協業の背景について
総人口の3分の1にあたる方々が何らかの不自由を抱えています。
医療・福祉の食事サービスをする日清医療食品は日本ユニバーサルマナー協会の取組みに共感するとともに、少しでも多くの方に「ユニバーサルマナー」を知ってもらい、ご高齢の方や障がいのある方でも安心して食事ができるよう、検定会場に日清医療食品のアンテナショップ&レストランであるnu dish Mousse Deli & Caféを会場として提供しました。
ユニバーサルマナー検定 実施概要
日時 | 2017年1月23日(月)15:00〜17:00 |
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会場 | nu dish Mousse Deli & Café (東京都中央区銀座4-8-4 三原ビル1F) |
内容 | 15:00~ 座学 (80分) :障害とは何か、ユニバーサルマナーとは何かについて(講師:薄葉 幸恵様) 16:20~グループワーク(40分) この研修で高齢者や障がい者への基本的な向き合い方やお声がけ方法を学ぶ、導入のための講座。 |
「目に見えない障害」の理解を普及したい:ユニバーサルマナー検定3級講師
一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 講師 薄葉 幸恵様
1976年、東京都文京区生まれ。幼少期の肺炎の後遺症から突発性の感音性難聴と診断され、少しずつ聴力が低下し、30代半ばで聴力を完全に失う。
自らの障害に向き合い、「目には見えない障害」に対する理解の普及の活動中。
<ユニバーサルマナー検定についてはこちら>
一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 広報担当:岡田
電話:03-6712-6312 メール:info@universal-manners.jp
<日清医療食品株式会社の取り組みについてはこちら>
日清医療食品株式会社 広報担当:神戸
電話:03-3287-3619 メール:info@nifs.co.jp