2026.01.05
  • 地域貢献
  • 安全・安心

想定外ゼロを目指して ~その時わたしたちにできること~

この度、当社が作成したパンフレット「想定外ゼロを目指して」は、大規模災害が発生した際にも、お客様へ「いつもと変わらない食事提供」を継続するための当社の取り組みと考え方を皆さまにご理解いただくことを意図しております。 「想定外」を極力発生させないよう、社会基盤の一部として災害訓練に積極的に参加し、365日欠かさず安定した食事の供給を実現するための様々な支援活動を行っていることをお伝えするものです。

本パンフレットの中身は、以下の項目を中心に当社の災害対応について詳しくご紹介しております。

亀岡市総合防災訓練への参加レポート

2025年9月6日に開催された亀岡市総合防災訓練への参加レポートを掲載しております。大規模災害発生時における円滑な防災活動の実施、応急対策活動の充実強化、自主防災意識の徹底、連帯意識の醸成を図る本訓練に、日清医療食品は2017年より社会基盤の一部として参加しています。
訓練では、緊急物資輸送・配布訓練に参加し、神戸空港から亀岡運動公園野球場までヘリコプターで濃厚流動食などの緊急支援物資を空輸し、会場で市民の皆様に配布する様子を紹介しています。また、緊急時の物資搬送を円滑に進めるため、自治体・行政との協力が不可欠であることから、平時からの連携やヘリコプターの発着訓練に取り組んでいる点も触れております。

災害時でも安定した食事提供のための様々な取り組み

「災害時でもいつもと変わらない食事提供を」という当社の強い思いを実現するための様々な具体的な取り組みについて紹介しています。
備蓄食の大切さ: 近年多発する災害において、公的支援が難しい場面があるため、備蓄食の重要性をあらためて認識し、その備えを強化しています。
災害時献立の考案: 電気・水道・ガスが停止した場合でも提供可能な献立を考案し、ミキサー食や刻み食が必要な方にも対応できるよう、フレーク状のおかずや手で簡単に潰せる商品を選定しています。
非常用備蓄倉庫の設置: 全国に非常用備蓄品(備蓄水、使い捨て食器、カセットコンロ、濃厚流動食など)を設置し、ライフラインが寸断されてもスムーズに食事が提供できるよう備えています。現在は各事業所で4日分の備蓄配備を標準とし、将来的には5日分確保を目標に段階的な拡充を進めています。また、ランニングストック法やローリングストック法を活用し、常に一定量の備蓄を維持しています。
ヘリコプターの運用・通信手段の強化・電源確保・災害マニュアル: 陸路寸断に備えたヘリコプター会社との契約、夜間照明開発プロジェクトへの協力による夜間飛行の可能性拡大、安否確認システムの導入による迅速な状況把握、停電時のための蓄電池設置、過去の震災対応を参考に作成された災害マニュアルと定期的な訓練についてもご紹介しております。

日清医療食品における災害時対応事例

これまでに当社が実際に経験し、対応してきた災害事例を具体的に挙げています。
能登半島地震(2024年1月) 熊本地震(2016年4月) 東日本大震災(2011年3月) 2018年7月豪雨 関東甲信越豪雪(2014年2月)
これらの事例を通して、ヘリコプターや陸路による緊急物資の搬送、人員派遣、キッチンカーの導入、放射能検査の実施など、様々な状況下での対応力を示しています。

私たち日清医療食品は、給食受託業務を通じて、お客様へ安全・安心な食事を提供し続けることを使命としております。このパンフレットで示されているように、いつ、どこで、何が起こるかわからない災害に対し、私たちは日頃から常に備えることの重要性を強く認識しています。

亀岡市総合防災訓練への参加に見られる自治体・行政との連携をはじめ、全国の倉庫に設置された非常用備蓄品、電気・ガス・水道が止まっても提供可能な災害時献立の考案、さらにはヘリコプター運用や通信手段の強化、電源確保、そして過去の経験に基づいた災害マニュアルの整備など、多岐にわたる対策を講じています。これらは、有事の際にその時わたしたちにできることを最大限に発揮し、どのような状況下でも「いつもと変わらない食事提供」を実現するためのものです。

しかし、何よりも大切なのは、私たち社員一人ひとりの安全です。身の安全、家族の安全があってが前提。社員とその家族の安全が確保されてこそ、お客様へのサポートが可能となります。そして、災害発生時には、現場で奮闘してくださる事業所の方々に感謝の気持ちを忘れてはなりません。皆さまの尽力と連携があってこそ、困難な状況下でも食事の提供を継続し、お客様を支えることができます。

私たちはこれからも、過去の災害対応で得た教訓を活かし、さらなる「想定外ゼロ」を目指して、災害に強い体制を構築し続けてまいります。食を通じて社会を支える企業として、引き続き皆様のサポートに尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。