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技能実習生のスキルアップに向けた取り組み @盛岡~チームで育む、未来の食を支える人材~
少子高齢化が進む中、さまざまな業界で人手不足が顕在化しており、病院・介護施設での「食」の提供においても、未来を担う「人財」の育成が課題です。日清医療食品は、この課題に向き合うとともに、リーディングカンパニーとして国内外における医療福祉分野における食事サービスの発展のため、社員や技能実習生の育成に力を入れています。
先日、岩手県盛岡市にある北東北支店(青森・秋田・岩手を管轄)では、調理師と技能実習生がチームを組み、スキルアップとチームワーク強化を目的としたコンテスを盛岡中央公民館にて開催いたしました。
1. 配膳競技:実践的な現場対応力と品質向上を追求
早番業務を想定し、限られた時間の中で「常食」「きざみ食(3mm)」「塩分制限食」など、異なる食事形態の調理・盛り付けを正確かつ迅速に行えるかを評価します。


2. プレゼン競技:未来を担う人材育成計画を立案
入社から早番勤務を任せられるまでの育成計画を立案し、さらに「特定技能人材として、日清医療食品で働きたい!」と思わせる魅力づけとキャリアプランを検討するプレゼンが行われました。SV(スーパーバイザー)とASV(アソシエイトスーパーバイザー)またはIR(インストラクター)がペアとなり、当社の未来を担う人材の成長と定着に向けたビジョンと具体的なアイデアが発表されました。多様な人材が活躍できる職場環境を整備し、持続可能な組織を構築するために考えるきっかけとなりました。


【栄光の瞬間!表彰式】
今回のコンテストは「チームで取り組めたか」「信頼かつ正確な作業であるか」「人材育成の重要性が理解できたか」が総合的に評価基準となり、厳正な審査の結果、優勝チームが決定いたしました。
【優勝チームからのコメント】
見事優勝に輝いたチームからは、喜びの声とともに、現在在籍している社員や今後入社される方に向けて、「人財」の育成に一層力を入れていきたいとの抱負が語られました。

本コンテストを通じて、参加した社員はもちろん、関わるすべての社員が「チームで作り上げる喜び」と「人を育てるワクワク」を共有し、日々の業務における品質向上と、より良い食事サービスの提供へとつながる貴重な経験を得ることができました。

今や全体の社員数の5%程度を技能実習生が占めている当社において、技能実習生のスキルアップと社員間の理解・協力は重要な課題であり、また世界における医療福祉の発展においても必要不可欠であると考えています。日清医療食品は、これからも”食”を通じた人財育成に力を入れ、お客様の健康と豊かな食事をサポートすることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
技能実習生の受け入れについて詳細はコチラをご覧ください。