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サステナビリティ活動における技能実習生の受け入れ ~グローバルな人材交流と働きやすい環境の構築~

当社では、地域社会とグローバルな人材の交流を促進しながら、持続可能な社会を目指してサステナビリティ活動を展開しています。その中核として重要な役割を果たしているのが、技能実習生の受け入れです。今回は、技能実習生の取り組みについてご紹介します。
2016年から始まった技能実習生受け入れの歩み
2016年よりベトナムからの技能実習生の受け入れを開始しました。当初は主にセントラルキッチン(集約型調理施設)での勤務が中心でしたが、2019年からは各事業所(病院や福祉施設)への配属も行うようになり、より多様な職場で活躍していただける環境を整備しております。 また、2022年には新たなステージへと進み、日清医療食品ミャンマー株式会社を設立。ミャンマー国内において、日本語の教育や日本の文化、当社の業務として医療福祉施設の食事サービスに衛生管理のルールについて学び、日本の現場においてすぐに力を発揮できる実習生を育成する仕組みを確立しました。 現在では2,618名(2025年5月現在)もの技能実習生が当社で働き、2025年度にはその人数が3,000名を超える見込みです。
“ミャンマーでの取り組み ~授業風景の紹介~
ミャンマーの教育現場では、技能実習生として日本で働くために必要な知識を学ぶプログラムが提供されています。日本語の習得に加え、衛生管理や調理業務の基礎を徹底して学び、実際の職場にスムーズに適応できる力を養っています。 以下に、5月に視察で訪問した際の教育活動の様子を動画でご紹介します。それぞれが真剣に学び、実践に向けて努力する姿は、未来への希望に満ちています。
今後の展望 ~インドネシアからの新たな受け入れ~
さらなるグローバル化を目指し、当社ではインドネシアからの技能実習生受け入れ計画も進行中です。視察を終え、現地の学校や教育機関と連携して具体的な準備が進められています。この取り組みにより、より多様な文化的背景を持つ人材が、当社の一員として活躍できる場が広がります。
外国人財教育課の設立 ~働きやすい職場を目指して~
2025年4月には「外国人財教育課」が発足しています。この新しい部門では、外国の技能実習生が安心して働ける環境整備を強化するとともに、職場の多文化対応を進め、コミュニケーションの円滑化を図ります。当社は、技能実習生を迎え入れ、彼らが充実した職場経験を送れるようサポートしていきます(入国前の研修 入国時の教育 入社後の育成研修 そして日本での暮らしができるように)。
技能実習生の受け入れは、地域社会の発展はもちろん、国際的な人材交流を通じた学びや相互理解を深める貴重な機会です。当社はこれからも、働く環境の改善を進め、全ての社員が生き生きと働ける職場を目指して取り組みを続けてまいります。 2027年予定されている育成就労の制度変化にも応じられる組織、外国人財に選ばれるための職場、研修制度、評価制度、日本で活躍できる人財育成に勤しみます。