調理師としての経験を
ステップアップに生かしたい
高安 耕平
高齢者施設勤務 2020年入社
調理師

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ルールのなかで、
いかに創意工夫できるか-
調理師として入社し、2022年4月から配属先事業所の責任者であるチーフを務めています。日々の業務としては、仕込み、調理、盛り付けといった調理業務のほかに、チーフとしての事務業務を行っています。栄養士さんと分担し、衛生関係の書類作成を担当しています。
飲食店でも調理師をしていたことがありますが、それと比べて福祉施設での調理の難しさでもあり醍醐味は、衛生や提供時間の厳守というルールがあるなかでいかに創意工夫できるかということです。制約が多いなかで、どれだけより良い味付けにできるか、提供時間に間に合うように仕事を回していけるか。例えば、調味料にしても入れるタイミングで味が変わります。同じ食材でよりクオリティの高いものを、より効率的な工程で早く作るにはどうしたらいいのか、調理現場では常に考えています。 -
調理師が
チーフであることの強み-
日清医療食品が数多く抱えている事業所のなかで、調理師がチーフを務めているところは比較的少ないかもしれません。が、現場をよく知る立場であるだけに利点もあると思っています。
例えば給食会議に出席して、調理師として施設側のご意見や評価を直接聞くこともその一つです。会議で提議された評価や課題を、次回の調理に生かすのは自分次第という緊張感はありつつも、施設のご要望をスピーディーに反映できる、お互いの意思疎通に誤差が少ないという実感があります。
献立を見ればどんな作業になるのか分かりますので、施設側の栄養士さんともより具体的な相談ができますし、味の工夫がしやすく、作業工程を的確に見直すことができるところもメリットだと思っています。 -
心掛けているのは
人に合わせた言葉遣い-
調理師にとってのやりがいは、やはり施設からの、そしてお食事を召し上がる方からの高評価です。「おいしい」と言っていただくために、チームワークを円滑に保つこともチーフの大事な務めです。普段は基本的に敬語ですが、ケースバイケースでフレンドリーに話すこともあります。チームに親しみやすさが生まれて、雰囲気がほぐれるので、ときにはいいのかなと思っています。
何より心掛けているのは、人に合わせた言葉遣い。「この人はこういうところがあるから、この言葉遣いは避けたほうがいいな」「疲れているみたいだから、こんな言葉をかけてみようか」など、一人ひとりをよく見て、性格や状況に合わせた声がけをするようにしています。
その意味で、日清医療食品で成長できたと思うのはコミュニケーション能力です。思ったままを口にしない、場に応じた言葉遣いをするなど、人間関係やチームワークに配慮してきたことが、成長につながっていると思います。
今後は調理師のエキスパート、さらにその上を目指していきたいと思っています。そのためにも現場で培った経験を踏まえて、チャンスをつかみたいと思っています。
Voices of Job Offersオフの過ごし方
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どちらかというとインドア派。心身を休ませていることが多いです。家では音楽鑑賞が一番の趣味でしょうか。会社の先輩とカラオケに行くこともあります。この先輩とは以前同じ飲食店で働いていて、日清医療食品で偶然再会したんです。
でも一番はやっぱり家族サービスですね(笑)。子どもがまだ小さいので世話をしたり遊んだり。家族と過ごすのが、やっぱり一番落ち着きます。
培った経験とコミュニケーション力で
ステップアップしていきたい高安 耕平
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