人に教えることで、
自分自身も成長できる
仕事です
田中 由紀
栄養管理インストラクター 2015年入社
東京支店勤務

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管理栄養士から
インストラクターへ-
管理栄養士として入社し、入社6年目でインストラクターになりました。上司からお話があったときは、年齢的にも若いほうだし実力不足なんじゃないかという思いが先に立ちましたが、いずれはステップアップしたいという夢が前倒しになったと受け止め、思い切ってチャレンジしようと引き受けました。お声掛けいただいた気持ちに応えたいという思いもありました。
東京支店の業務エリアは4区に分かれていて、そのうちの3区に属する事業所を回り、若手の栄養士の指導をするのがメインの業務です。そのほかに、課題がある事業所を訪問し、献立や食材料費、調理面等、どこに原因があるのかを見定めてアドバイスしたりサポートしたりしています。新卒で入社した社員の面談にも同席して、同じ専門職の先輩として仕事の様子を聞いたり相談に乗ったり、メンタル面でのサポートも行っています。 -
自分の目で確かめることを
大切に-
普段から心掛けているのは、それぞれの事業所の特性をまず知るということです。そこを見間違えると、見当違いな指導やアドバイスをして、余計混乱させかねません。事業所を理解する一番の方法は、自分の目でしっかり見ること。作業の工程を知ることはもちろん、社員の方たちがどのような作業環境に置かれ、どのような気持ちで働いているのか。それを知ることで、ヒアリングしたときの社員の言葉がどんな背景から出たものなのか、理解を深めることにつながります。必要があれば、厨房に入ってチーフの業務を一緒に行います。
事業所によってルールや作業工程に違いがあります。それを一度飲み込んで理解しないと「知らない人が口出しして」と受け止められてしまいますし、アドバイスも現実的なものにならないと思うのです。 -
うれしかった2年目の
社員からの手紙-
事業所と良好な関係を築くこともインストラクターの重要な仕事です。インストラクターは「支店から改善を任されてやってきた偉い人」に見られがちですが、そうではなく、一緒に現場を良くしていくためのきっかけとなる存在です。ですから「同じ立場に立って一緒にやっていきましょう」というスタンスで取り組むことを心掛けています。その結果、業務の改善やスタッフの成長が見られたり、良い数字として表れたりするのは、やはりインストラクターとして、やりがいを感じるところです。
ある社員の指導でもうれしいことがありました。入社2年目で「2年目なんだから何かしなきゃ」と焦っていて、事業所の運営にも悩みを抱えていた方でした。お話を聞き、献立の作成から食材の単価のことまで、一通り指導をして数日後、その方からお手紙をいただきました。「こんなに親身になって内容のある指導をしてくれて、悩みを解決する糸口がつかめたのはあなたのおかげだ」というような内容だったのですが、それを読んだときは、この仕事を頑張ってきて本当によかったと思いました。その後も、その社員さんの作業がスピードアップした、献立も自分なりに作れているというのを聞いて、成長の手応えを感じうれしかったです。インストラクターとしての使命を果たせたと、自らの成長も感じることができました
Voices of Job Offersオフの過ごし方
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1歳半の子どもと過ごしたり、動画配信サービスで映画やドラマを見たりするのがオフの定番です。子どもを連れてよく遊びに行くのは公園。大好きな滑り台で遊んだり、走り回っている姿を見ていると、成長が早いなあ、毎日成長しているなあというのをしみじみ感じています。生まれたときは小さかったので、感慨もひとしおです。一緒にベンチに腰掛けて、ポットに入れてきたお茶を飲む時間は心があたたかくなる、安らげるひとときです。
伴走し、
成長の“きっかけ”となる存在に田中 由紀
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