調理師出身SVとして
働きやすい環境づくりを
中里 大助
スーパーバイザー 2012年入社
東関東支店勤務

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事業所をより良い方向に
導く使命-
お客様と支店、事業所をつなぐパイプ役として、東関東支店エリアの病院や介護福祉施設などを日々回っています。
もともとは調理師として入社しました。調理の専門学校を卒業してレストランに就職しましたが、自宅に投函されていた日清医療食品の求人チラシを見て、病院食や介護食という分野に興味を持ち、応募したのがきっかけです。
SVになったのは入社5年目。人とコミュニケーションを取ることが好きだったので、いつしか複数の事業所のお客様と直接関わるSVを志望するようになっていました。事業所をより良い方向に導く使命にも共感し、その実現を担いたい思いもありました。
上司にも相談したところ「今までの経験は武器になるはず」と後押ししてくださり、調理師として参加した全国料理コンテスト※で東関東支店が優勝したことで支店長の推薦も得て、調理師からSVに転身しました。
※全国の支店から選抜されたメンバーがチームを組み、一汁三菜の献立を競い合う社内コンテスト -
調理師としての経験は、
自身の強み-
調理師を務めていたときから、治療を目的とした食事に課せられる制約――例えば柔らかさ、栄養価、細かい計量などをクリアしながら、おいしいものを作ることに面白さを感じていました。
SVになってからも、お客様から食事について高評価をいただくことはうれしく、やりがいを感じていますが、その一方で「おいしくない」「固くて食べづらい」などのご指摘をいただくこともあります。そのとき、私はそのメニューの提供を止めるのではなく、どうしたら改善できるかを考えます。
事業所の栄養士さん、調理師さんに相談し、一緒に厨房に入って、工程が味に影響していないかを考えて変えてみたり、小麦粉をまぶして柔らかさを出したり工夫します。その結果、評価が逆転したときは、「やってよかった」とやりがいもひとしおです。
調理現場の工程や作業を、身をもって経験しているので、工夫できるポイントを具体的に提案できる、改善の見通しが立てられるなど、お客様にレスポンス良く対応できる点が調理師出身SVの強みかなと思っています。 -
「ここで働いてよかった」
と思える環境を-
今後の目標として自分の中に掲げているのは、事業所で働く皆さんが「ここで働いてよかった」と思える現場づくりです。社員はもちろんパートさんに至るまで、1人でもそう思ってくださる方を増やしたい。そのためにも、普段から心掛けていることですが、相手の立場に立って寄り添うこと、よく相談に乗り、現場の声をくみ上げていくことを大切にしたいと思っています。いつも元気に挨拶してくれる方が今日はなんだかしょんぼりしているな、と思ったら声をかけてみるなど、小さなことから気配りしていきたいと思っています。
現在、東関東支店で調理師出身のSVは私一人ですが、後に続く後輩が出てきたらぜひ育てたいです。その人が体験し、見てきた課題、それに対する解決策を、他の事業所に広めてほしい。1件でも多く、より働きやすい事業所づくりを共に担っていけたらと思います。
Voices of Job Offersオフの過ごし方
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普段も食事や妻と自分のお弁当、子どもの離乳食を作っていますが、休みの日は特に気合いを入れて、妻と二人で張り切って食事づくりをしています。
3歳と1歳の子どもたちと遊ぶことも定番。料理に興味があるみたいで、一緒にゼリーを作ったり、クッキーやホットケーキを焼いたりすることも。卵を割ったり生地を混ぜたり、楽しそうにしているのは遺伝かな…? 将来、子どもたちと一緒に料理ができたらと、今から楽しみにしています。
調理師の経験を生かして
働きやすい環境づくりを目指す
中里 大助
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