大学で管理栄養士の資格を取得しながらも敢えて総合職を選んだのは、栄養士という専門にどっぷり入るのではなく、ヘルスケアフードを取り巻く世界を広く知りたいと思ったこと、そして栄養士さんの役に立ちたいという思いがあったからです。
　栄養士という仕事を外から客観視することで、大学で学んできた知識を栄養士さんのために役立てられるのではないかと考えました。例えば、献立について事業所の栄養士さんと話し合う場合でも、その献立を作るにはどんな業務になるのか、ある程度わかっていますので、現場のニーズを想定した上で話し合いができます。先輩や上司にはもちろんかないませんが、同期と比べたときには「負けたくないな」という気持ちで向き合っています。

　ある同い年の栄養士さんが入社して一週間で「辞めたい」と言っていると聞き、上司に面談を任されました。私はその方の採用面接も同席しましたし、同世代ということもあったので指名してくださったのだと思います。1時間ほどお話していると「もう少し続けてみます」と思い直してもらえて、今では楽しそうに働いてくれています。その方が「岡野さんに話を聞いてもらってよかった。だから続けられたんだと思います。ありがとうございます」と言ってくださって、すごくうれしかったし、上司にもお褒めの言葉をいただきました。

　友達や同期と東京や千葉のカフェに行くことが多いです。インスタグラムなどで見つけて「ここに行こ！」と誘い合って出かけています。最近行った渋谷のカフェは、チーズケーキがおいしくて最高でした。一心館の研修で知り合ったグループ会社の同期と一緒に行ってきました。
　カフェのハシゴもしますね（笑）。話したいことがたくさんあるので、お腹一杯なんだけどお店を変えて、お茶しながらまたおしゃべり。楽しくて、パワーをもらえる時間です。