キャリアプラン

CAREER PLAN

入社後は基本的に、まず営業またはアソシエイトスーパーバイザーの業務に就いていただきます。 その後は一人ひとりの能力に合わせて、多様なキャリアがございます。ここでは先輩社員のキャリアアップの一例をご紹介します。

事業所と一緒につくっていきたい
「おいしい」の評価

スーパーバイザー

永野 寿輝

仙台支店 管理部
2013年入社

  • 入社動機

    プレーヤーか社会人か、迷った末の決断の理由

    学生時代はサッカーに打ち込んでいたので、卒業後は社会人プレーヤーか会社員か、迷いながら就活していました。会社員を選んだのは当社での面接がきっかけです。ある先輩がご自身も同じようにプレーヤーか会社員か選択を迫られていたこと、プレーヤーとして活躍できる年数やリスク、新卒というタイミング、今後の人生について経験者として親身にアドバイスしてくださったのです。それを伺って、自分もここで新しくスタートを切り、この世界で競争して生き残っていこうと決心しました。

  • 入社1年目:研修

    社会人としての在り方を学んだ一年間

    一心館での研修で印象的だったのはグループワークです。様々なテーマについて意見を交わしたり議論したりすることで、考え方の違いを受け入れ、柔軟に対応する必要性を学ぶことができました。また解決策を討論するときも、正解を導き出すというより、そこに至るいろいろな方法を考えることで引き出しを多く持つことが重要と教わり、今仕事をしながら腑に落ちる思いがしています。

  • 入社2年目~5年目:営業(北関東支店)

    人としてのつながりをどう築くかを模索し続けて

    飛び込み営業のヒントは既存のお客様にあり

    入社2年目の2014年に北関東支店営業部に配属されました。担当したのは群馬県の桐生市や太田市、伊勢崎市、富岡町などのほか埼玉県の一部です。最初は飛び込みしか営業手段がなく、そのきっかけとなる情報収集が肝心でした。意外にもその提供者は既に契約を結んでいるお客様にあり、先輩と一緒に訪問してご教示やご紹介いただいたり、地元在住の事業所の社員さんにヒアリングしたりして、営業活動につなげていました。

    人としてつながるためにコミュニケーションのポイントを模索

    飛び込み営業のきっかけをつかんだ後は、訪問先のご担当者様と良い関係を築くことが重要です。私の場合、心掛けていたのが「この人は何に興味を持っているのか」ということでした。例えば私と同じくサッカーが好きという共通点があれば、それをきっかけに人としてつながりが持てるようになりますし、本題に持って行きやすくなります。こちらからアクションを起こすためにも、コミュニケーションのポイントを探す努力を続けていました。

  • 入社6年目~7年目:SV(北関東支店)

    経験不足の自覚の上にコミュニケーション対策を学ぶ

    事業所の社員の身になって考える

    入社6年目に、同じ北関東支店でSVになりました。SVとはお客様と事業所の社員の皆さんとの間に立ち、ご要望を踏まえつつも事業所を働きやすい状況に導くことが役割です。そのためにも、事業所の皆さんの身になって考えることを肝に銘じていました。

    問題解決は時間をかけて

    やはり人間ですから、事業所内での人間関係のトラブルは付き物です。まして、皆さんは私よりも年上で経験も豊富。そうした方たちを若い私が仲介をしようというわけですから、ときには経験不足を突かれてしまうこともあります。淡泊に対応すると事態が悪化しかねないこともあります。ですから事業所内でトラブルが起こっても焦らず時間をかけて取り組むことを心掛けていました。

  • 入社8年目~現在:SV(仙台支店)

    東北という地域に根付く郷土文化、食文化に学んで

    地元の味を大切にする風土に寄り添って

    2020年に仙台支店にSVとして異動しました。エリアの事業所を回ってコミュニケーションを取る中で、仙台では東北の味を大切にする風土があることを知りました。そこに寄り添って食事提供をすることが重要で、現地に合わせた献立作成を求められることもありました。ですから「はらこ飯」など、地域で季節ごとに食べられてきたメニューを提供するようにしています。とても喜んでいただけて手応えを感じました。

    やりがいは「おいしい」の言葉

    「おいしい」と言っていただけることが、SV、営業問わず一番のやりがいです。そこは大切にしていきたいですし、そのためにも事業所で働く皆さんに高いモチベーションで仕事をしていただけるよう務めていくことが私のミッションです。皆さんの働きが食事の評価、当社の評価につながりますのでそこを最終目標に、日々やるべきポイントを見定めていきたいと思います。

これからの私日清医療食品でどう成長していきたいか

組織や会社といった大きな視点で
各事業所の課題を
解決できるよう導きたい

今後の目標としているのは、組織を動かせるような人間になることです。まずはエリアマネージャーなど責任者と呼ばれるポジションを目指しています。そのためにもいろいろな問題に対して経験を積み重ね、それを根拠とした指示なり判断を下せる人間に成長したい。そして、組織や会社といった視点を持ったうえで、各事業所や社員の課題を解決できるようになりたいと思っています。

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経験を生かし
会社の存在価値を高める
一翼を担いたい

事務系部門

鬼澤 諒

本社 経営企画室
2014年入社

  • 入社動機

    食べられるということの大切さに気づいて

    学生時代は3年間、ヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)の資格を取るほどに訪問介護のアルバイトにどっぷり関わっていました。その経験で気づいたのは「食べられるということがいかに大事か」ということです。噛めない、飲み込めない方は急速に生活の質が落ちていくのに対し、食べられる方は比較的お元気だったのです。学内説明会で当社を知り、応募してみようと思ったのも、その気づきがあったからだと思います。

  • 入社1年目:研修

    ワタキューグループにおける日清医療食品の役割や意義を理解

    一心館研修で私が最も印象的だったのが、同じワタキューグループの会社の現場にお邪魔して、工場での洗濯、病院の清掃など、実際に作業を経験させてもらったことです。長野、南九州、四国などを回らせてもらいました。ワタキューグループがどのように仕事を回しているのか、その中で日清医療食品がどのような役割や意義を担う会社であるのか、俯瞰した視点で理解できたことは大きかったと思っています。

  • 入社2年~4年目:営業(北東北支店)

    人との濃く深いつながりと地元愛が育った秋田時代

    「絶対に向いてない」と思っていた営業職

    入社2年目の2015年に北東北支店の営業部に配属、3年間務めました。秋田県を担当し、病院、福祉施設、保育園などに基本、飛び込みで営業をしていました。「自分は絶対営業には向かない、飛び込み営業なんて絶対無理」と思っていましたが、優しい人柄の東北の皆さんに助けられました。ベテランの営業パーソンが多い中、珍しく若手が来たので話を聞いてあげようという温情もあったのかもしれません(笑)。
     でも、契約を獲れるかどうかは全く別の話。当社が売っているのは年間で数千万もの請求が発生するサービスですから、一度や二度の訪問で「お任せします」と言ってくれるお客様はほぼ100%ありません。何度も足を運びながら、法人営業の難しさを痛感していました。

    訪問を重ねて築いた人とのつながり

    ただ、そうした苦労とやりがいは表裏一体だと思っています。苦労した分、人とのつながりがすごく築けたと思います。東京の大学を出て、秋田という縁もゆかりもない土地に行き、あらゆるところで初めましてという状況の中、それこそ名刺を渡すことから始まって、つながりができて、契約して、業務が立ち上がるところまでたどり着くと、お客様ともそこで働く社員ともかなり深い人間関係が出来上がっていました。そこが営業職のやりがいなのかなと思います。当時のお客様や一緒に働いていた方との絆は今でも続いています。

  • 入社5年目~6年目:SV(北東北支店)

    現場に飛び込み、現場を知ることに必死だった2年間

    とにかく現場に行く、話を聞くことを大切に

    同じ北東北支店でSVになったのが入社5年目です。病院や福祉施設、保育園など約20件を担当していました。各施設では、それぞれの制約の中で途切れなく食事を提供し続けるためには、日々なんらかの課題が生まれ、常に仕事が動いているという状態でした。
     労務管理、また事業所で働く栄養士や調理師との関係づくりのためにも、極力現場に行って話を聞き、人手が足りないときは応援に入る、ということを実行していました。今思えば、現場に任せるところは任せ、判断すべきことは判断し、現場でできないことを明確にすべきだったのかなと反省もあります。でも、当時の自分にはそれしかできなかった。とにかく現場を知ることを大切にしていました。

    現場との人間関係が構築できた喜び

    というのも、実は失敗談があるのです。SVになって1年目の頃、私の言葉が悪くて、ある事業所の社員の方を怒らせてしまったのです。以来、私への態度も硬化してしまったのですが、私がたびたび事業所の応援に入るのを見ていてくれたのか、いつもなら頼んでも断られていた他事業所へのヘルプを引き受けてくださるようになるなど、徐々に私の言葉を聞き入れてくださるようになりました。転勤するときは、ミーティングの場でわざわざ、「ここまで事業所のためにやってくれたSVはいませんでした。ありがとうございます」と言ってくださって、本当にうれしかったです。現場との良好な関係を構築できたことが、SVとしての大きなやりがいであったと思います。

  • 入社7年目~現在:経営企画室

    中枢を担うセクションで前向きに働ける会社を実現する責任

    入社7年目に本社の経営企画室に配属となりました。中期経営計画の策定をはじめとする業務を担い、いわば会社の中枢を担うセクションと言えます。
     中期経営計画の策定では、営業時代にお客様との交渉の際に「こういう武器があれば」と思ったことや、SVの労務管理の苦労といった経験を落とし込み、社員がもっと前向きに働ける会社を実現したいと思いました。賛否両論あるのも事実ですが、自分としてはこの計画に基づいて施策を実行すればサービスの基盤は強くなる確信を持っています。
    経営企画室からリリースしたことは全国の支店の業務に落とし込まれるという点でも責任の重さを感じています。それだけに営業、SVの時代から心掛けてきた現場の声を聞く努力を今度も続けていきたいと思っています。

これからの私日清医療食品でどう成長していきたいか

日清医療食品の
社会的価値を
高められる存在に

SVの時に出来ていなかった反省も含めて、私に不足している決断力を身につけたいと思っています。現場をはじめとする社員の声を聞くとともに、能動的に決断して動く、流れを作るということが経営企画室の役割でもあります。決断力を身につけることで、業界のリーディングカンパニーであり、命にかかわる仕事を担う日清医療食品の社会的価値をさらに高めていく一翼を担えるようになれればと考えています。

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