仕事に真摯に向き合える
環境のなかで、
1回400食の食事提供を支える。

飲食店の調理師から転職をしたとお聞きしています。

はい、専門学校卒業後、調理師として飲食店で働いていました。転職を決めたのは、時間的拘束が厳しく、働く環境として良好ではなかったことが大きな理由です。たとえば、ランチからディナーを担当し、そこから片付けとなると、仕事が終わるのは22~23時。やりがいはありましたが、長く働くという視点で考えたとき、環境を変える必要性を感じていたのです。

姉崎 騰姉崎 騰

そのなかで、日清医療食品に入社を決めた理由を教えてください。

専門学校時代の友人が病院で働いており、それがきっかけで当社を知りました。シフト制であること、それにより生活のリズムを作りやすいというのは非常に魅力的でしたね。もう一つの理由は仕事の意義の大きさです。たとえば病院では、すべてのスケジュールが食事を基準に組まれています。そこに狂いが生じると、投薬時間や手術時間など、病院側の計画がズレが生じ、そこに携わる人に影響を与えてしまう。だから、私たちが提供する食事は必ず予定通りでないといけませんし、同時に食べる人に喜びを与える美味しいものでなければいけない。いかに効率よく、限られた時間で安全で高品質の食事を出すことができるか。ハードルが高い一方で、プライドを持てる素晴らしい仕事だと思えたのです。

調理師としての具体的な仕事を教えてください。

都内の医療センターで勤務しており、栄養士と連携して、毎回400食前後の食事を提供しています。役割としては、メニューや材料を決めるのが栄養士、それをもとに実際に料理をつくるのが調理師というイメージです。その中で私のミッションは、メニューをより美味しいものにするにはどうしたらいいかを常に考えること。たとえば、親子丼20人分に必要な醤油の量が100ccだったとします。そこで一気に決められた量を使うのではなく、一番美味しい量を見極める。つまり、50ccが味としてベストの量と判断すれば、残りの50ccの栄養素は他の材料で補うことができるというわけです。こうして、1つのメニューを常に改善していくことで、患者様に喜んでいただける食事提供につなげています。

姉崎 騰姉崎 騰

調理師の視点で食事をより良くしていくわけですね。

はい。今の職場では、新しいメニューができると、事務所に白紙の紙を貼り、そこに各調理師が気づいたことを全部書き込んでいくという工夫をしています。こうして調理師側のフィードバックを栄養士に連携し、栄養士は栄養の面から材料の調整を行うのです。数値的に実現が難しい場合は、調理師、栄養士で直接ディスカッションして改善の方向性を見出していきます。

姉崎 騰

仕事において、どのような点に難しさを感じますか?

理想と現実の両立ですね。約400食と一言でいっても、すべて同じ内容の食事を作るわけではありません。糖尿対応食、蛋白対応食、易消化食、脂質対応など、患者様によってそれぞれ対応食があり、その中でさらに4、5種類のメニューがあるものもあります。そのバリエーションと数を、決められた時間内で1日3食作っていくためには、自分一人では決してできません。チーム間の連携も非常に重要になってきますので、密なコミュニケーションは欠かせません。

姉崎 騰

社内の料理コンテンストにも出場したとお聞きしました。

全国16支店が競う社内コンテストがあるのですが、東京支店代表として選出していただきました。当社のサービスである食宅便の新メニューを提案するというもので、実際に作っている最中の衛生管理や出来上がったものの見栄え、味など、さまざまな審査基準があります。まさに昔放映していた料理番組のようなコンテンストです(笑)。調理師の私と栄養士、調理補助の3名のチームで、東京オリンピックをコンセプトにした「アスリート飯」を提案。ラインナップは、かつおのガーリックステーキ、えびのフリッター、三色だんご、鶏肉のトマトソース、ミックスベジタブル炒めで構成しました。

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コンテンストの結果はどうだったのですか?

東京支店としては、コンテストが始まって以来、初となる優勝という栄誉をいただくことが出来ました。提案するにあたっては、大会の3ヶ月前から、コンセプトの立案からチーム内でディスカッションをはじめ、メニューが決まってからは、お互いのスケジュールを調整してキッチンスタジオを借りて調理の練習もしていたので、優勝という結果が得られたのは非常にうれしかったですね。

最後に、日清医療食品の魅力について教えてください。

一つは横の連携が強固で、常に自分が勉強できる環境があることですね。他の事業所にヘルプに行ったり、新規立ち上げを手伝うことも少なくなく、各事業所先で色々な人の仕事の仕方を学ぶことができます。私は医療センター担当ですが、たとえば福祉施設であれば求められるものは全く異なりますので、調理師として学べることは非常に多いです。

もうひとつは働きやすい環境です。当社に転職後、子どもが生まれたのですが、一般的には考えられないくらい一緒にいる時間は長い。行事に皆勤で参加できるのも、シフト制が機能していること、オンオフの切り替えがしっかりできる環境があることが大きいです。また、先ほどお話ししたコンテストを始め、運動会や慰安旅行、栄養士会などもあり、社内間の交流も活発です。新しい取り組みなども常に増えており「社員だけではなく、家族ぐるみで触れ合いましょう」という姿勢にはとても共感できますね。

調理師として学べることが多く、働きやすい環境がこの会社にはあります。調理師として学べることが多く、働きやすい環境がこの会社にはあります。

調理師として学べることが多く、
働きやすい環境が
この会社にはあります。