「食」の側面から医療・福祉を見つめ支える日清医療食品。ヘルスケアフードサービス業界のリーディングカンパニーです。日清医療食品株式会社

CSR/社会貢献活動の取り組み

第三回 ありがとうの「心」運動 エピソード第三回 ありがとうの「心」運動 エピソード

応募総数 220通
エピソードについてはこちら

「100歳の誕生日ケーキ」

 正月のおめでたいムードで忘れられそうな1月5日がお誕生日のKさん。100歳のお誕生日会をしたいという声があがりました。

有料老人ホームで平均年齢が当時85 歳の施設ですが100 歳を迎えるお祝いはなかなかありません。
私たちの施設では、寝たきりや嚥下に問題のある入居者は2 階の居室で召し上がるのでたまにお顔を拝見するぐらいです。

Kさんはミキサー食で、2 階で食事を召し上がっていて、普通のケーキでは食べられません。そこでホールケーキに見せかけたゼリーを作ることにしました。
しかし今までやったことのない挑戦で悪戦苦闘。

お誕生日会が始まり、私たち厨房職員も参加させていただき、Kさんを囲んでの歌やたくさんのおめでとうの声、さらに市長さんからの表彰状の授与、そして家族とともにケーキ入刀。

ケーキが食べられるとKさんにも笑顔がみられ、家族も大変喜んでいました。他の入居者の皆さんにも笑顔があふれとても楽しい時間になり、悪戦苦闘しながらも本当にうれしかった出来事となりました。

こういう機会をくださった入居者やご家族、施設職員の皆さんに感謝し毎日の業務
に取り組もうと思った一日でした。
(東関東支店 Oさん、Nさん、Hさん)

「ありがとう! ありがとう!」

私たちの職場では、個々役割分担が違います。自分の仕事をしながら、本当にわずかな3~10 分の仕事を見つけて、みんなで助け合います。本当に些細なことですが、みんな「ありがとう」を言い合います。

今日は、「Uさん、肉を炒めてくれてありがとう!」「Yさん、小付を手伝ってくれてありがとう!」「Tさん、野菜を蒸してくれてありがとう!」「Tさん、調味料を量ってくれてありがとう!」「Rさん、ボールを洗ってくれてありがとう!」「Kさん、足りない野菜を切ってくれてありがとう!」そして、「病院の栄養士さんNさん、Nさん、休憩室の掃除をいつもありがとう!!」「Kチーフ、氷を作ってくれてありがとう!!」
少しの助け合い、少しのありがとう、本当に大切ですね。みんな、今日もありがとう!!いつも感謝しています。

(四国支店 Kさん)

「まごころ御膳がつれてきたもの」

私たちの施設では、診療所・老健施設・グループホーム・配食弁当・デイサービスとたくさんの方々に食事を召し上がっていただいています。

昨年の初め頃から支店の献立「まごころ献立」を使うようになりました。

初めの頃は、施設の栄養士さま・社員の方から「いつもと違う献立でいいですね」「調理するのが楽しい」と声が上がり、その後は配膳時に職員さんから「この献立は食べ合わせが良くて利用者の方が早く御飯を食べられる」「最近残飯が減って、ゴミ袋も節約できそう」などいろいろな情報が届きました。

だんだんと、利用者さまへの郷土食、行事食の説明もできるだけ感想や様子を伝えたいと、自分から出掛けるようになりました。

ミーティングでその様子を伝えると皆さん喜んで「このことを支店長に報告しておやつをもらおう!」と、日々の忙しい業務の中でも楽しみを持てるようになりました。

また、残飯については今まであまり気にしていなかったので、こういう面からも消耗品の節約につながるのだと気づけました。
「まごころ献立」を使うようになったことで、もう1つ大きな変化が現れてきました。

それは、仕込み時間が短縮され、調理がスムーズにできるようになったことです。

今は栄養面、使用量まで考えられた献立内容のため、仕込みの方も手が空いた時に掃除をしたり、私の事務時間を作ってくれたりします。

調理でも一定した味付けができて、食事も安定して高評価がいただけるようになりました。社員全員の協力があってこそ今の評価が得られ、実感できているのだと感謝しています。

現在は新規事業所のチーフとして異動していますが、ここでも常に感謝の気持ちを忘れず、最高の事業所にしたいと思っています。

(中部支店 Wさん)

「この味!」

4月下旬、所長さまより次のような依頼がありました。
利用者さまが末期がんの宣告を受け、家族が「食べたいものは何か?」とたずねたところ「デイサービスで食べたチキンカレーの味がわすれられない」と答えたそうです。

家族は何度も作りましたが「この味」とまでいかず、所長を通じ当社の栄養士に連絡が入り、利用者さまが来られる最後の日の食事をチキンカレーに変更しました。

利用者さまは「やっぱりこの味!! ありがとう!!」と涙を流されたそうです。

この時の食事は召し上がる方にとって忘れることのできない一食になり、私の人生の中でも忘れることのできないチキンカレーになりました。

今回の報告は、私どもの胸の詰まる思い出をいただきました。最期まで利用者さまにお会いすることはありませんでしたが、私たちのほうこそ「ありがとうございました」という気持ちになりました。

(近畿支店 Yさん)