「食」の側面から医療・福祉を見つめ支える日清医療食品。ヘルスケアフードサービス業界のリーディングカンパニーです。日清医療食品株式会社

CSR/社会貢献活動の取り組み

【2013年】和歌山県田辺市にて実施した災害訓練【2013年】和歌山県田辺市にて実施した災害訓練

想定外“ゼロ”を目指して

ヘリコプターを使用した緊急物資の空輸訓練

日清医療食品では、災害時「想定外」を極力発生させないように、医療・介護・保育の現場でお食事を召し上がる方に対して、食事サービスの提供を継続できるよう、リーディングカンパニーとしての誇りと自覚を持ち、弛まぬ努力を続けております。
今回、震災が発生しても食事提供の継続ができるよう、東日本大震災を教訓に改めて整備した地震対応マニュアルの内容が実際の非常時においても活用できるのか、設定状況をかえ、2度目の訓練を実施いたしました。

【被害想定】



和歌山県田辺市は、東海、東南海、南海3連動地震(M8.6、震度6)の影響で電気・水道・ガスのすべてのライフラインが寸断、なおかつ津波・土砂崩れ・崩落などの影響で陸路も一部断たれている状況

使用したヘリコプター(運航:東邦航空株式会社)

機種:アエロスパシアル式SA365N1型ヘリコプター

用途:人員輸送他
出力:705馬力×2
運航速度:260km/h
航続時間:3時間
乗員/乗客人員:2/8名
最大離陸重量:4,100k

訓練内容

フライトプラン

日清医療食品が食事サービスを提供している「社会保険紀南病院」および「玉置病院」への支援を想定した災害訓練です。

今回の訓練は、完全に孤立、早急な支援が必要な地区に対して緊急対応として、ヘリコプターを東京から大阪府高槻市倉庫近くまで飛来させ、高槻市倉庫に備蓄している食材物資をヘリコプターに積込み、大阪府高槻市から和歌山県田辺市にある「社会保険紀南病院」のヘリポートまで飛来させる。

「社会保険紀南病院」を拠点とし、さらに「玉置病院」へ支援物資を輸送し、それぞれの病院で非常食(通常食およびソフト食)の提供。

東京からヘリコプターを搬送する理由


非常時において、被災地域ではヘリコプターが不足する可能性があります。確実に物資を搬送するために東京からヘリコプターを搬送しております。

ヘリポートでの対応


今回使用させていただいた社会保険紀南病院内ヘリポートはドクターヘリ用です。非常時においては人命救助が最優先とされるため、着陸後もすぐに発進できるようヘリコプターのエンジンは切らずに物資を搬出しております。
※ヘリポートでの搬出作業をした社員につきましては、安全講習を受けております。

田辺市内搬送ルートについて


社会保険紀南病院から玉置病院までの搬送ルートにつきましては。和歌山県庁および田辺市役所に確認の元、搬送ルートを確定しております。

訓練全体の流れ

非常用備蓄倉庫の設置


全国に「非常用備蓄倉庫」を設置。ライフラインが寸断された場合でもすべてのサービス地域でスムーズに食事提供できるよう、消耗品を含む非常用品を備蓄しています。

災害時献立の考案


大規模な震災時には発生から本格的な支援開始まで3日程度かかるという教訓を踏まえて、火や水を使わずに食べられる「災害時献立」を3日分備蓄することをお客様に提案しています。

ヘリコプター運用会社との契約締結


東日本大震災の際、物資の被災地への搬送方法に課題を残したことから、陸路が寸断されても物資運搬ができるよう、ヘリコプター運用会社と非常時対応契約を締結。必要な地域に確実に支援ができるように体制を整えました。

通信手段の強化


東日本大震災では固定電話や携帯電話が不通になり、社員間や支店、事業所間の連絡が寸断されてしまいました。そこで、全国の支店にMCA無線を導入するとともに、大容量の蓄電池を配備。また、被災状況を素早く確認するため、事業所責任者の携帯電話を利用した「安否確認システム」も導入しました。