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CSR/社会貢献活動の取り組み

社会課題に対応できる管理栄養士の教育を!社会課題に対応できる管理栄養士の教育を!

掲載日:2019年05月27日
ステークホルダー : 業界
キーワード : 教育機関 有識者コメント 管理栄養士 給食業界

社会課題に対応できる管理栄養士の教育を!|学校法人 和洋学園 和洋女子大学 臨床栄養学、応用栄養学 准教授 多賀昌樹様にインタビュー

 日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとして、経営の透明性を高め、ステークホルダーの皆様との健全で良好な関係づくりに努めるとともに、迅速な情報開示を行います。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、学校法人 和洋学園 和洋女子大学で臨床栄養学、応用栄養学を担当としている准教授の多賀昌樹先生に今後の栄養学や栄養士・管理栄養士が抱える課題についてインタビューしました。

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和洋女子大学 臨床栄養学、応用栄養学 准教授 多賀昌樹様

インタビューに答えていただいた学校法人 和洋学園 和洋女子大学 臨床栄養学、応用栄養学 准教授 多賀昌樹様

前回のインタビューで多賀昌樹様からご提案いただきました内容について


 2016年6月21日のインタビュー時に私は3点日清医療食品様にお願いを行いました。
①情報が伝わりにくい。
②働く管理栄養士の満足度を高める。
③栄養士・管理栄養士の地位向上のために大学、企業のコラボ促進。

情報発信について


 前回、インタビューを行う上で企業の取り組みを教えていただきましたが、その中で日清医療食品様の強みとして災害時の取り組みがあると感じました。

 2018年に災害訓練の動画をyoutubeにて公開されるなど行われていますが、まだまだ学生に伝わっていませんので引き続き情報発信を継続していただきたく思います。



働く管理栄養士の満足度を高めることについて


 社員満足度の向上は一朝一夕でなるものではないと思います。

 現在、働き方改革を進める中で日清医療食品様も取り組みを行われているかと思いますが、前述と同じように情報発信を、行い取組みを広く周知していただければと思います。

大学とのコラボについて


 2018年7月9日、11日と日清医療食品様が実際に病院、介護施設の現場で活用されているセントラルキッチン方式の商品(弊社商品「モバイルプラス」)を「栄養療法(治療食)実習」(通常食と治療食:糖尿病食 の違いの実習)の授業に取り入れさせていただきました。

Q.「モバイルプラス」を活用した栄養療法(治療食)実習について教えてください。


【取り組み背景について】

和洋女子大学での実習風景

 少子化が進むなか、さまざまな業界で人手不足が顕在化しており、病院・介護施設においても食事サービスの提供現場における負荷低減のニーズが高まっています。

 また、2019年4月より施行された働き方改革法案により残業時間の「罰則付き上限規制」や5日間の「有給休暇の取得」の義務化、「勤務時間インターバル制度」の努力義務など従来までの業務スタイルからの変化が求められています。

 今までは病院・介護施設ではクックサーブ方式で提供を行ってきていましたが、今後は省力化商品の活用や、クックチル方式やクックフリーズ方式など提供方法が多岐に渡る可能性があります。

 ただ、教育現場においてクックチル方式の商品やクックフリーズ方式の商品を活用するには企業に協力をいただく必要があります。

 日清医療食品様は2018年に龍谷大学様と連携し、クックチル方式の商品(モバイルプラスを授業で活用されていたので、本校でも実習に取り入れました。

【実習のメリットについて】


 実習を行う前は一部の学生はレトルトのイメージを持っていました。実習では盛り付け方も丁寧に指導いただきましたし、異物混入を防ぐための取り組みなどいつもの授業以上に得るものが多かったです。

 学生からは「ためになった」「おいしかった」「調理時間が短縮できた」など前向きな意見がありました。実際、モバイルプラスを試食しましたが、クックサーブとの差を感じない完成度の高いものでした。

学生が実習で調理したモバイルプラス

【本年への課題について】


 事業所運営を行う上でコストの意識を持ってもらうことが本年の課題だと思っています。

 また、これからの少子高齢社会の中でどれだけクックチル方式が有効なのかを知ってもらうため、コストだけでなく配置人員や作業時間などトータルでの経営管理の重要性を学べるようにしたいと思います。

Q.今後日清医療食品に求めることがあれば教えてください。


【人生100年時代構想を踏まえ】


 ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会になります。

 健康であるためには、予防が必要になります。

 日本は海外と比べると減塩の意識が低いです。

 厚生労働省が2014年3月に発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書では、18歳以上の男性は1日当たり8.0グラム未満、18歳以上の女性は1日当たり7.0グラム未満という目標量が定められています。

 さらに、日本高血圧学会減塩委員会は、高血圧予防のために、1日6グラム未満という制限を勧めています。けれど、世界基準では1日5グラムと設定しています。

 減塩を進めるには外食産業の協力も必要かと思いますが、日清医療食品様にもぜひ減塩の重要性を対外的にPRしていただければと思います。

【委託のイメージ改善に】


 学生が持つ日清医療食品様のイメージは「厨房での調理」になります。けれど、日清医療食品様に所属している管理栄養士には厨房以外での勤務者もおられます。

 商品開発に携われている方、管理者として勤務されている方とキャリアパスが多岐に渡っています。

 複数のキャリアパスがわかるようわかりやすく情報開示していただければと思います。

【更なるコラボを】


 日清医療食品様がJ2のファジアーノ岡山の食事サービスを実施していることを知りました。スポーツ栄養について興味がある学生も多いため、一度この分野で何か協力をしていただければと思います。

 また、栄養療法(治療食)実習(通常食と治療食:糖尿病食 の違いの実習)で協力いただいていますが、違う分野でのコラボや協力体制を築けたらと思います。

※所属・役職名はインタビュー時になります。

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