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常勤監査役へのインタビュー常勤監査役へのインタビュー

掲載日:2019年02月18日
ステークホルダー : 日清医療食品
キーワード : コーポレートガバナンス コンプライアンス

久川 有茂 常勤監査役 へのインタビュー

日清医療食品が病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとして、さらに大きく成長し、企業価値を向上していくためにはコーポレート・ガバナンスを強化することが重要であると認識しています。

そこで、今回常勤監査役の久川有茂氏に日清医療食品のコーポレート・ガバナンス体制の状況と監査役の具体的な役割についてインタビューしました。

インタビューに答える 久川有茂常勤監査役

Q.監査役の役割とミッションについて教えてください。


【企業の発展に貢献】


 監査役は株主の負託を受けた独立機関として、取締役や16ある支店長といった経営陣の職務の執行を監査することにより、健全で持続的な成長を確保し、社会的信頼に応えるコーポレート・ガバナンスを確立する責務を負っています。

 そのため、常勤監査役は取締役とはその職責が異なる機関であり、公正普遍の立場で、会社の健全な成長と社会的信頼に応える良質な企業統治体制を確立する一翼を担う職責を負っています。

 監査役はこの職責を達成するために監査活動と経営提言を行い、その提言により会社がより健全で活力ある発展を遂げるよう貢献しています。

Q.久川監査役が日々の監査で心がけていることを教えてください。


【それぞれの監査に立ち会う】


 そもそも監査役の監査には、会計監査と業務監査があります。

 会計監査とは、計算書類および附属明細書を監査することですが、当社は会計監査委任を設置していますので監査法人の監査に同席する形で実施しています。

 同席時では、会計監査人の監査方法・結果の相当性を監査しています。

 業務監査とは、取締役の職務の執行が法令・定款を遵守して行われているのかを監査することです。

 私自身の監査としては監査役の監査は上記監査を行うほか、会見監査人である監査法人及び内部統制室と連絡を密にするとともに、それぞれの監査実施時に立ち会うこと等により監査役の基本職務の充実を図るとともに不祥事防止に重点を置いたものとしています。

【重点監査項目】


 重点監査項目として以下の3つがあります。
①法令・定款・社内規程の遵守状況
②会社法上の内部統制システムの整備・運用の状況
③内部通報制度の運営状況



Q.日清医療食品のガバナンス体制について教えてください。


【社是「心」を大切に】

 当社は社是を『心』とし、ワタキューグループ基本方針・四つの約束・年度毎の経営方針に基づき、中期経営計画ならびに重点施策及び業務運営を策定し、業務執行すなわち経営を行っています。

 その中で、取締役からは四半期毎に報告いただく「職務執行状況報告書」と、毎週報告いただく「職務執行記録(週報)」を閲覧点検することで、ガバナンス状況を把握しています。

 また、代表取締役社長と社外監査役を含めた全監査役との定期会合を開催しています。この定期会合では、毎月テーマを決めて意見交換を行っています。

※監査役構成
常勤監査役1名。非常勤監査役3名の4名体制で構成。

ワタキューグループ 基本方針


基本方針

また、自分に対する約束、会社に対する約束、皆に対する約束として「四つの約束」を徹底しています。

四つの約束


一、基本方針の徹底
一、報告・連絡・相談
一、早期発見・正しい対応
一、率先垂範


Q.久川監査役から見た、日清医療食品の今後の課題と期待について教えてください。


【課題点について】


 当社は他社や他業種と比較すると女性活躍推進の視点からは、遅れていると思います。

 多くの女性社員が当社で働いていただいていますが、現時点において女性役員、女性支店長はゼロです。

 また、16支店内にある総務部、営業部、管理部の責任者のうち女性は1名に過ぎません。

 女性社員の成長に期待するだけではなく、新たな取組みが必要なのかも知れません。

 次にヘルスケアフードファクトリー亀岡についてです。

 現在の社会課題である少子高齢化対応としての取り組みとして大量多品種の自動化として稼動していますが、当社が現在1日130万食の食事サービスをクックサーブ方式で提供していますが、ヘルスケアフードファクトリー亀岡ではクックチル方式で10万食のみとなります。

 今後の水平展開も視野に入れつつ、更に効率化が図れる工場の建設が必要になると思います。

 他には当社は9社の子会社を有していますが、この管理体制の強化も必要かと思います。

 現在はM&A等を企画した経営企画室がその後も継続的に管理をしていますが、各社の社長や経営陣が直接当社社長および取締役会へ報告や相談できる機会を増やすべきだと考えています。

【期待することについて】


 当社は、一時10年にわたりジャスダック市場に上場していました。

 非上場となった現在でも、ステークホルダー向けにホームページを通じて情報開示を継続しています。

 今後も引き続き情報開示については継続していくことを期待しています。

 障がい者雇用においても、法定雇用率2.20%を上回る実績を上げています。

 2018年3月実績では2.30%で障がい者雇用調整金36百万円の交付を当社は受けています。

 2019年1月現在での障がい者雇用率は2.44%であります。

「障がいのある人もない人も、お互いに特別区別されることなく、社会生活をともにすることが正常なことであり、本来の望ましい姿である」という考えのもと、一人ひとりに向き合い地道な取り組みを継続した結果になります。

 現在、日本政府が進める働き方改革は、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

 日清医療食品でも働く人が将来に展望が持てて、勤めて良かった思える会社になれるようこれからも取り組みを継続していただければと思います。

※所属・役職名はインタビュー時になります。

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