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CSR/社会貢献活動の取り組み

日本と中国のセントラルキッチンの違いについて日本と中国のセントラルキッチンの違いについて

掲載日:2018年11月05日
ステークホルダー : 地域社会
キーワード : セントラルキッチン 国際社会

日本と中国のセントラルキッチンの違いについて|南京衆聯セントラルキッチン研究院有限公司 マネージャー 馮 徳和様にインタビュー

日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営にするため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、中国から先進的な日本の食文化・食品製造システムを学ぶため、中国調理協会(英文名称China Cuisine Association、略語CCA)に所属している食品関連企業の訪日視察団一行18名を日清医療食品 ヘルスケアフードサービスセンター岩槻(住所:さいたま市岩槻区)で受入れた際に、南京衆聯セントラルキッチン研究院有限公司 マネージャー 馮 徳和様にインタビューを実施いたしました。

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※インタビューに答えていただいた南京衆聯セントラルキッチン研究院有限公司 マネージャー 馮 徳和様

【視察背景】


 中国最大の調理協会団体である中国調理協会は5万社超の会員企業を有しており、中国政府より飲食業界の管理を委託されています。毎年飲食業の関係者を飲食業が発達した国に派遣し、海外との交流を積極的に行っています。

 現在、中国では医療・介護での食に対して関心が高く、医療・介護の分野での食事サービスのリーディングカンパニーである当社工場が視察先の一つに選定されました。

 今後の給食業界の発展を見越し、今回視察に協力いたしました。

【詳細】

日時 2018年9月26日(水) 9:30から12:00
来訪者(所属先のみ) 南京衆聯セントラルキッチン研究院有限公司、南京楽鷹商用厨房設備有限公司、安徽譚府輝佳飲食管理有限公司、吉林市祺海商貿有限公司、吉林市昱都飲食有限公司、揚州緑色呉家飲食管理有限公司、河南省祥荷飲食有限公司、北京雲杉世界情報技術有限公司、中醤江蘇醸造有限公司、浙江宝盒食品有限公司、山東緑格不動産管理有限公司、湖南同心同円飲食サービス有限公司
企画・アテンド 人民日報海外版日本月刊
視察概要 食品の安全管理や栄養バランスなど
場所 ヘルスケアフードサービスセンター岩槻
(住所:埼玉県さいたま市岩槻区古ケ場1-3-1)

Q.中国と日本のセントラルキッチンの違いについて教えてください。


【機器について】


 中国にあるほとんどのセントラルキッチンは機械化生産を実現しています。
 人口が多いということで、使用している機械は日本の機械と比べるとやはり大型のものが多いです。

 日本と中国で国情は異なっているので、どちらの機械が素晴らしいという点を見るではなく、どうして2001年に設立したヘルスケアフードサービスセンター岩槻が、いまだにきれいという点を見るべきだと思いました。

 ヘルスケアフードサービスセンター岩槻のセンター長が「工場の設備は最新型ではありませんし、工場自体も新しくありませんが、我々は食品の安全性には最も注意を払っています」と話されたことに対して、視察団員は心から安全性について納得しました。

【安全・安心・衛生面について】

床を撮影する視察団

 機械だけではなく、日清医療食品様の衛生面での取り組みはとても素晴らしいです。
 岩槻工場の衛生区内に視察団員が入ったところ、乾いた清潔な工場内の床に誰もが驚きました。

 中国で給食・食品業界の指導的立場にある者であれば、清潔で乾いた床がバクテリアや微生物の繁殖を抑える重要な要素であることは誰もが知っています。

 中国でも衛生面での改革に取り組んでいますが、日本は中国から見て模範的な位置にいることがわかりました。

 また、日清医療食品様は食中毒や衛生面では非常に厳しく多くのルールを設けていることを聞きました。

 2018年6月に私は20社の企業家を連れて日清医療食品株式会社の岩槻工場を見学する予定でした。
だが、事前に日清医療食品から一般細菌検査、ノロウイルス検査の打診を受け、実施したところ、視察団員の1人がノロウイルスに感染していることがわかりました。

 1人のみのため、1人を除いての見学も打診いたしましたが、日清医療食品様からは見学の中止の連絡を受けました。

 前回は残念ながら岩槻工場の見学は出来ませんでしたが、視察団員は、日清食療食品が食品衛生安全面で原則を堅持した結果だと理解しました。

プロジェクターで設備について説明

Q.今回の視察で学び・意見があれば教えてください。


【視察から得られたこと】


 近年、中国のセントラルキッチン業界は目覚ましい発展を遂げていますが、急速な発展をするには、しっかりとしたシステムが必要になると視察をして感じました。

 日本は衛生面においても食品の安全性においても非常に優れており、我々が最もやらなければならないのは、その取り組みを学ぶことだと感じました。

【意見について】


 中国は人口が多いため、セントラルキッチンは大型のものが多いです。そのためもう少し大きく広い工場が見学できれば助かります。

Q.今後当社や日本に求めることについて


 座学の際に、京都には1日10万食を生産できる新しい工場(ヘルスケアフードファクトリー亀岡)があることを伺いました。ぜひそちらの見学をお願い申し上げます。

※所属・役職名はインタビュー時になります。

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