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CSR/社会貢献活動の取り組み

世界規模のセントラルキッチン建設に向けて世界規模のセントラルキッチン建設に向けて

掲載日:2017年10月19日
ステークホルダー : お取引先
キーワード : セントラルキッチン 亀岡市 建設

社訓「努力・反省・希望」を元に更なる発展を|古久根建設 代表取締役社長 鈴木眞一様にインタビュー

日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営にするため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

今回、日清医療食品 ヘルスケアフードファクトリー亀岡の施工を行っていただきました古久根建設株式会社 代表取締役社長 鈴木眞一様と、ヘルスケアフードファクトリー亀岡の工事を担当されました建築工事部工事課 所長 渡辺直人様にインタビューを実施いたしました。

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※インタビューに答える古久根建設株式会社 代表取締役社長 鈴木眞一様と、 ヘルスケアフードファクトリー亀岡の工事を担当されました建築工事部工事課 所長 渡辺直人様

※インタビューに答える古久根建設株式会社 代表取締役社長 鈴木眞一様と、 ヘルスケアフードファクトリー亀岡の工事を担当されました建築工事部工事課 所長 渡辺直人様

Q.日清医療食品との関係について教えてください。


【古久根建設について】


 古久根建設は創業明治28年5月、設立は昭和21年8月であり、本年は創立122年となります。

 業務として建設工事の企画、設計、監理及び施工、不動産の売買、賃貸、仲介管理及び鑑定を行っていて、本社は東京、東北(仙台)に支店があり、営業所は多摩にあります。

 古久根建設を語る上で避けられないのが平成14年11月の民事再生法の申請ならびに平成17年3月の株式会社穴吹工務店との資本提携、そしてその後提携先である株式会社穴吹工務店の会社更生法の申請(平成21年11月)という大変な局面を経て今日に至っているということであります。

古久根建設株式会社 代表取締役社長 鈴木眞一様

 建設業界は景気に左右されやすい業界です。

 ディベロッパーからの発注で建設する、もしくは国や自治体などの工事に入札するなどがありますが、バブル期以降建設業界は厳しい状況が何度も続いています。

 受注金額も下がってきており、倒産する企業も増えています。

 その中で、平成22年11月にワタキューセイモア株式会社と資本提携し、ワタキューグループの一員となり助けていただきました。

 ワタキューセイモア株式会社の副会長であり日清医療食品株式会社の会長でもある安道会長にはよくしていただいており、大変感謝しております。

ワタキューグループ 一覧

ワタキューグループ

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【ワタキューグループのメリットについて】


 現在、私どもの会社では、一級建築施工管理技士が57名、一級土木施工管理技士が16名在籍しています。

 技術者の人数は請け負える仕事数にも比例します。現場を監督する技量がある技術者が育つには時間がかかります。

 私どもの会社ではこれからを担う技術者を育てようと新規採用と教育に力を入れています。

 最近の学生はネットを使って情報をよく集められています。

 ワタキューグループの一員になるまでは、過去の民事再生や財務状況からなかなか新卒採用がうまくできず、年に2、3名の採用しかできませんでした。

 ワタキューグループの一員になり受注工事にワタキューグループの工事の割合が増えてきました。

 特に76期は売上の44%はワタキューグループ関連になります。

 これは、日清医療食品のヘルスケアフードファクトリー亀岡の工事のおかげです。
財務状況がよくなり、その結果、ここ数年は10名を超える新規採用が可能となっています。

【シナジー効果について】


 私どもの社訓として「努力・反省・希望」があります。私自身が現場事務所で勤務していた時には壁に掲げていました。

 ワタキューグループの一員となり、ワタキューグループの基本方針を知り感銘を受けました。

 当社の社訓について、その中身を調べたところ古くから決められており、この社訓を広く社内に周知することが大切だと感じました。

 そのため、この「努力・反省・希望」をキャラクター化し、見える化を行いました。

 名刺や封筒にもこのキャラクターを使い、またタオルにも活用しています。

 本社受付や社長室、東北支店にもこのキャラクターを設置し、浸透を図っています。

社是「努力・反省・希望」


古久根建設株式会社「社訓」


一、努力
日々の業務につとめ、はげみ、かりそめにも陰日向の行いがあってはならぬ
一、反省
わが身を顧みて恥じる事はないかお互いに助け合い協調性を発揮しよう
一、希望
誠実と勇気をもって事を処せば、明日の幸福と繁栄は必ず得られる


 また、私どもの企業理念として「技術と信用」がありましたが、ワタキューグループの一員となり、企業理念を

「技術と信用」で豊かな暮らしとともに「生きる」を支える。


に変更いたしました。

 ワタキューグループに加えていただくことで、グループからのお仕事をいただくだけではなく、ワタキューグループの社是「心」をいただき、強固な体制が組めていると感じます。

【日清医療食品の工事での実績について】


 世界でも類を見ない大きさの食品工場、これからの医療・福祉の食事を変えるために建設されたヘルスケアフードファクトリー亀岡の竣工が際立っていますが、この工事の前にヘルスケアフードサービスセンター岩槻、ヘルスケアフードサービスセンター名古屋、アイコーメディカル成田の改修工事と行い、ヘルスケアフードサービスセンター京都の新設工事を行いました。

 この経験が活きてヘルスケアフードファクトリー亀岡が建設できました。

 今までも当社は食品工場を数多く手がけてきましたが、ヘルスケアフードファクトリー亀岡の規模の工場ははじめてになります。

Q.国内最大級のセントラルキッチン ヘルスケアフードファクトリー亀岡の施工について教えてください。


【工場の規模について】


 日清医療食品の本社が入居されています東京ビルディング(階数:地上33階地下4階 塔屋1階、敷地面積:8,090.76 ㎡)を横に倒し、半分にした大きさがヘルスケアフードファクトリー亀岡の工場部分の大きさに等しいです。

Q.この規模の工事として工期が短いですが、どのように管理されたのでしょうか?


【施工管理という仕事について】


 少し施工管理という仕事について説明させていただきます。

 私どもの会社で工事をするわけではありません。施工管理という仕事はマネジメントです。事故がないように安全面を管理し、きちんとした品質を保っているのか確認が必要です。

 工事には工期があり工期内に工事が終了するように時間管理(工程管理)も必要です。また、作業に応じて色々な専門業者が出入りします。そういう方の労務管理も必要です。

 さらに、予算管理も必要です。素材に何を使うかなど発注者側と確認も必要になります。

 もちろん、工事をする人間がわかるための図面(施工図)も作成する必要があります。

 この部分は設計会社とも連携を行います。

【地元との連携】


 当社も協力会社は多数抱えています。おおよそ300社ほどが参加する協力会も実施しています。

 けれど、工事には多くの専門業者が係わりますが、地元企業との連携にも気をつかっています。

「郷に入れば郷に従え」という言葉の通りです。その地域で工事をするのであれば地元企業との連携が必要です。

 もちろん、全てが地元企業だけではまかなえません。一部にはワタキューグループからの紹介をいただいた企業の活用もさせていただきました。

 こちらにもグループシナジーが発揮されています。

【通常2年はかかる工事を1年に短縮】


 業界の中では工事には「しめったもの」と「かわいたもの」という表現があります。

 この「しめったもの」というのはコンクリートを活用した建設物であり、「かわいたもの」というのは鉄骨やパネルを活用した建設物になります。

 今回、建設いたしましたヘルスケアフードファクトリー亀岡は「かわいたもの」に分類されます。

 実際、工事を行う契約の前から鉄骨やパネルなどの発注を行っていました。

 ただ、それだけでも工期は短縮できません。

【いちいち基礎工法の活用】


 通常基礎工事は地面を掘り、鉄骨、鉄筋で足場を固めることが多いですが、今回はJFEシビル株式会社様の「いちいち基礎工法」を選択しました。

 いちいち基礎工法は、杭基礎が必要な軟弱地盤において、基礎・杭・柱を一体化させた、メタルビル独自の基礎工法のことです。

 基礎梁と杭本数が減らせるため、コンパクトな基礎が実現するとともに、工期短縮とコスト削減につながります。

 このいちいち基礎工法を選択したのには、一つはこのヘルスケアフードファクトリー亀岡が2階建てであること、また建設地の地盤が強固であったことも一つになります。

 また、工場であるため工場内の柱を少なくするためシステム建築を採用しています。

 このシステム建築とは構成する部材を標準化することによって、建築生産トータルをシステム化し、商品化した建築物のことです。

 そして、柱を減らすために自立できる壁を使用することで工場内に広いスペースの確保を可能としています。

 この取り組みにより工期の短縮が可能となりました。

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いちいち基礎工法

Q.ヘルスケアフードファクトリー亀岡の耐震について教えてください。


【耐震基準について】


 耐震設計については設計を担当した中央設備エンジニアリング株式会社様が主となります。

 ただ、現状の耐震基準は高く、工場建設地の地盤も強固なため、地震に強い建物であるといえます。

 日清医療食品にてヘルスケアフードファクトリー亀岡を災害時の支援拠点に考えていると聞いています。

 その役割は十分果たせる工場です。

Q.今後日清医療食品に求めることがありましたら教えてください。


【高い要望にこたえられる企業であるために】


 ヘルスケアフードファクトリー亀岡はこれからの医療と福祉の食を変えるフラグシップの工場です。

 この工場が順調に稼動していけば第二、第三の工場建設の可能性があるはずです。

 その要望にこたえられるように私どもも技術者を育成し、経験を積みお互いに良い結果を生み出せるようにしていければと思います。



※所属・役職名はインタビュー時になります。

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