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CSR/社会貢献活動の取り組み

亀岡市長が語る 地域活性・雇用促進亀岡市長が語る 地域活性・雇用促進

掲載日:2016年05月30日
ステークホルダー : 行政
キーワード : 亀岡市 地域活性 地域貢献

地域活性・雇用促進|亀岡市長へのインタビュー

 日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営に資するため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、日清医療食品のヘルスケアフードサービスセンター京都があり、現在、1日10万食を製造できるヘルスケアフードファクトリー亀岡建設予定地でもある京都府亀岡市の市長 桂川孝裕様にインタビューを行いました。

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※インタビューに答えていただいた、亀岡市の市長 桂川孝裕様

※インタビューに答えていただいた、亀岡市の市長 桂川孝裕様

Q.亀岡市について教えてください


【亀岡市の特徴・利便性について】


 京都市の西となりに位置する亀岡市は、隣接する京都市とJR山陰本線・国道9号・京都縦貫自動車道などで結ばれ、また大阪府とも隣接しており、京都市へは電車でも車でも約20分、大阪市へは約1時間と、暮らしや経済はもちろん、観光にも便利であり、豊かな緑につつまれた快適な生活空間を有し、現在は京都府内3位の人口を有する元気な「まち」です。

 亀岡という場所は京都府を南北で見ると中間に位置しており、大阪の高槻市、池田市にも近く木津川市や京丹後市も時間をかけずに車で移動できます。

 また、豊かな自然が育んだきれいな地下水を水源とする亀岡市の水道水は、厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水研究会」で「おいしい水道水」に選ばれており、(人口5万人以上の都市で、京都府では亀岡市だけです)亀岡市は美しい自然とおいしい水のある健康のまちでもあります。

 そして、このおいしい水の地、亀岡は京野菜を多く生産しており、京都の台所という側面もあります。

 京都・嵯峨からの観光トロッコ列車や、嵐山へ急流を一気に下る保津川下りのどきどき「ホット」はもちろん、京都の奥座敷としての湯の花温泉での「ほっと」もあるまちです。また、1年を通じて、多彩なイベントやにぎやかで華麗なお祭りが行われます。

明智かめまる

 亀岡盆地は太古、大きな湖であり、風が吹くと美しい丹色の波が立ったところから、このあたりを丹のうみ・丹波と呼ぶようになったとされています。

 出雲神話で有名な大国主命が亀岡と嵐山の間にある渓谷を切り開いて水を流し土地を干拓して、切り開いた渓谷を妻神「三穂津姫命」の名前にちなみ保津川・保津峡と名付けたという伝説も残っています。

 京都府内最大の農地を有する亀岡市は、京に都が置かれる以前の奈良時代から豊穣の地として注目され、丹波国分寺・国分尼寺が置かれました。

 また、足利尊氏や明智光秀は丹波・亀岡の地から動き、日本の歴史を変えていきました。特に明智光秀は、丹波統治のため古世地区に丹波亀山城を築き、城下町を形成し、亀岡の近代的な発展に大きな影響を与えました。亀岡市は、古都・京都よりも歴史が古く、また歴史の変革期に動いた「まち」です。

「二重の利を取り、甘き毒を喰ひ、自死するやうなこと多かるべし」「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」と、実にシンプルな言葉でCSRの本質的な精神を表現した石田梅岩、画家・円山応挙、医者・山脇東洋も亀岡市域の出身者です。

 ちなみに、京都府亀岡市の観光マスコット・キャラクターとして明智かめまるがいます。亀岡市に所在する丹波亀山城が、2011年に築城400年を迎えるにあたりキャラクターを作成しました。

【観光資源】

 保津川下り、湯の花温泉、嵯峨野トロッコ列車の3つが、「亀岡三大観光」として、全国的にも特に有名です。

 また、霧のまちとしても有名であり、現在、丹波霧の絶景を多くの方々に知ってもらうための「雲海テラス」を計画中です。また、こちらも計画中ですが京都スタジアム(仮称)を亀岡に建設予定です。

◆保津川下り◆

 慶長11年(1606)、豪商・角倉了以が木材、米、薪炭などといった丹波地方の産物を京へ送るため、産業水路として開いた保津川。現在は観光川下りの名所として、国内外の人々から注目されています。

 水しぶきを浴びながら、船頭のユニークなガイドや、奇岩・奇石を楽しんでください。

 急流と穏やかな淵を繰り返しながら、京都・嵐山まで約16kmの渓谷を約2時間で下る、スリルに富んだ豪快な舟下り。

 山桜やまぶしい新緑、イワツツジ、紅葉、そして雪景色…四季を通して美しい景色が楽しめる、江戸時代から続く世界の舟下りです。

 最近ではラフティングやパラグライダーなど体感型のスポーツが盛んで、年間4万人が来場されます。京都とはまた違った魅力が亀岡にはあります。

»保津川下り(保津川遊船企業組合) HPはこちら

保津川下り 保津川下り

※保津川下り「江戸時代から続く世界の舟下り」

◆湯の花温泉◆

 亀岡市の中心部から西へ約7キロメートル、静かな山あいにある湯の花温泉。

 戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説を残す古い温泉郷です。ひなびた山峡のいで湯を彩る澄んだ空気と四季折々の自然の景観。

 しっとり落ち着いたたたずまいは、都会では味わえない素朴な風情が漂っています。春は山菜、夏は鮎、秋はマツタケ、冬は地酒とぼたん鍋など、こころ暖まる味のおもてなしで皆様をお迎えします。

 また、湯の花の里には、「桜石」と呼ばれる不思議な石があります。菅原道真公自作と伝えられる土像を祭る桜天満宮の境内から出てくる小石は、どこを切っても桜の花びらに似た模様が浮かび上がり、だれいうともなく菅公慰霊のあらわれと伝えられ「桜石」と呼ばれるようになりました。[正式名称は「菫青石仮晶(きんせいせきかしょう)」国天然記念物]

泉質:単純弱放射能泉(天然ラジウム温泉)
ラドン含有量(Rh):41.6×10キュリー/kg
入浴効果:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性消化器病、疲労回復、痛風、慢性婦人病など

»湯の花温泉 HPはこちら

湯の花温泉「京の奥座敷 丹波の名湯」 湯の花温泉「京の奥座敷 丹波の名湯」

※湯の花温泉「京の奥座敷 丹波の名湯」

◆嵯峨野トロッコ列車◆

 トンネルを抜けるたびに新しい景色がひろがる25分の旅、DE10型ディーゼル機関車の赤・黄・黒のコントラストがかわいい嵯峨野トロッコ列車。

 旧JR山陰本線の一部を利用して1991年に開業しました。嵯峨・亀岡間を、保津川を眼下に眺めながら約7.3kmを25分で駆け抜けます。

 春の山桜、初夏の新緑に可憐なイワツツジ、秋の紅葉など、四季折々のパノラマが出迎えてくれます。

 嵯峨野観光鉄道線は、その昔、京都政財界の大御所といわれた田中源太郎が敷設に情熱を傾けた京都鉄道(旧山陰本線)の一部。

 その中でも、この保津峡地区は大変な難工事だったと言われ、今も岩場のあちらこちらに当時の面影が残っています。全長約7.3kmの列車の旅には50の橋と8つのトンネルがあり、スリル満点です。
 昨年は125万人がトロッコ列車を利用しました。

»嵯峨野トロッコ列車 HPはこちら

嵯峨野トロッコ列車「トンネルを抜けるたびに新しい景色がひろがる」 嵯峨野トロッコ列車「トンネルを抜けるたびに新しい景色がひろがる」

※嵯峨野トロッコ列車「トンネルを抜けるたびに新しい景色がひろがる」

◆京都スタジアム(仮称)◆

 この「京都スタジアム」(仮称)はJ2の京都サンガF.C.のホームスタジアムとするよう誘致すると共に、Jリーグだけでなく、ジャパンラグビートップリーグ、Xリーグ、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)などの試合が開催できるように、日本サッカー協会スタジアム標準やJリーグ規約、Jリーグクラブライセンス交付規則、ジャパンラグビートップリーグ規約等に即したスタジアムとすることを計画しています。

 このスタジアムはスポーツ観戦を楽しめるよう、「フィールドと観客席の最前列を同じ高さにすること」や「観客席を屋根付きとすること」などを行うと共に、家族で楽しめるレストラン等のにぎわい施設も併設し、より多くの方が来場できる仕組みを考えています。

 また、昨年は市政60周年でハーフマラソンを実施し、1700あるマラソン大会の中で100位以内の評価をうけ、今年も継続しておこないます。

 私自身「亀岡まるごとスタジアム」という構想を持っております。また、亀岡には空手で有名な選手もおられます。今後は空手の合宿地を設けるなどもできればと思っています。

 現在、スタジアム建設予定地は天然記念物であるアユモドキへの影響が懸念されていますが、自然と共生するスタジアムを目指して、専門家の助言を元に進めています。

【産業・名産】

◆産業◆

 豊かな自然環境を活かした丹波松茸・丹波栗・馬路大納言小豆・丹波大納言小豆・亀岡牛の生産といった農産業や観光資源を活かした観光産業が盛んです。また、企業誘致にも力を入れ、現在、製造業を中心に多数の企業が活動を行っています。

◆名産◆

犬甘野そば(いぬかんのそば)
 澄んだ空気ときれいな水の里、犬甘野で大切に育てられたそば粉と山の芋から作られ、純粋な材料の味が生きる亀岡の逸品です。

丹波松茸(たんばまつたけ)
 秋の味覚の王様ともいわれている松茸。丹波の松茸は特に、香り、味ともにすぐれており全国的にも有名です。

丹波栗(たんばぐり)
 口丹波地方は、古くから栗の産地として知られています。形が大きく、味の良い「丹波栗」は品種ではなく、産地名としてつけられたものです。

あずき
「丹波大納言」として有名な丹波地方のあずき。大粒で煮くずれしにくく、外観、品質ともにすぐれているため、和菓子の原料として重宝されています。

丹波の米
 亀岡の美しい水と空気で育った良質の丹波米です。昭和63年に新品種として「きぬひかり」が誕生しました。

亀岡牛
 恵まれた自然環境に育まれた亀岡和牛。そのやわらかい肉質は、グルメにとって垂涎(すいぜん)の的になっています。

亀岡の焼き物(陶芸)
 平安時代、亀岡は須恵(すえ)器を京に供給する一大産地でした。ここ数年、若手の陶芸家が亀岡焼き再興へ、意欲的な創作活動をしています。

丹波松茸 丹波地方のあずき 亀岡和牛

Q.地方創生と企業誘致の考え方について教えてください

亀岡市の市長 桂川孝裕様

 新たな亀岡市づくりという地方創生を考えるとき、人口減少・少子高齢化、グローバル化の進展など、時代の転換期に立つ中で、社会経済状況などの変化に迅速に対応し、様々な問題を克服していくために、ピンチをチャンスに変える挑戦をしなければなりません。

 現在、京阪神地域との物理的距離が近付き、その利便性が高まってきました。

 そのため、今までの亀岡とこれからの亀岡の違い、魅力を直に感じていただくことで人々の意識的距離を縮め、定住人口や交流人口増加を図ることが必要であると考えています。

 企業誘致については、既存の企業にとってもプラスとなるような戦略的な誘致活動が求められます。

 今後の産業振興を見据え、既存立地企業にも波及効果がある研究開発型企業、食産業など地域資源とかかわりの深い業種などを主なターゲットとした戦略的な誘致活動の展開を図ります。
これらの産業振興の推進には、経営環境の変化に応じた支援の有効性の確認や見直しを継続していくことも重要であり、そのための推進体制を整備していく必要があります。

 そこで、振興施策、成果、問題点の確認、経済環境の変化に応じた振興施策の見直しを行う体制の整備を行います。

『第4次亀岡市総合計画』では、ものづくり産業の振興について「企業誘致の推進」、「産学官連携及び農商工観連携の推進」、「新産業の創造」、「付加価値の高い産業の振興」を施策の方針として掲げております。

【森の京都・森のステーションについて】


 京都府の「森」は、府内面積の約75%を占め、全国平均(約67%)を上回り、特に、府中部地域は「森」の恵みが大変豊かなエリアです。

 森は、そこに生きる生物だけでなく、産物や豊富な水の供給によって、都人をはじめ、人々の生活を支えてきました。

 森の中には、食料となる動植物、燃料や資材となる木材、農耕を支える水など、人の生活文化に不可欠な資源が多種多様に存在します。

 日本の文化が「森の文化」「木の文化」と言われる由縁です。

 森のステーションとして拠点を持ち、野菜のファーマーズアンドマーケットや朝市が30か所あります。

 地元産の野菜が安くておいしく手に入ります。

 企業誘致をするにはそこで働く方が、住みやすいまちと思ってもらえることが一番だと思います。

Q.目指すまちづくりについて教えてください


「選ばれるまち」・「住み続けたいまち」としての新たな亀岡市を実現することが必要です。

 人口減少・少子高齢化、経済活動をはじめとするグローバル化の進展など、時代の転換点に立つ中で、社会経済状況等の変化に迅速に対応し、様々な問題を克服していくために、先ほども申し上げましたが、ピンチをチャンスに変える変革に挑戦していかなければなりません。

 亀岡市民の将来をつくっていく主役は市民一人ひとりです。

 こうした認識に立ち、市民の目指す姿(将来像)を市民の皆様と共有し、一緒に、新たな亀岡市づくりを推し進める必要があると考えています。

 そのためには、目指す姿の実現に向けた8つの挑戦を行う必要があると考えています。


1.子育て・教育で憧れのまちに
子どもの未来づくり(出産・子育て環境の充実)
2.健康・観光・環境で賑わいのまちに
賑わいの街づくり
3. 住環境、自然環境をより向上させるまちに
豊かな環境づくり
4. 歳をとっても安心して暮らすことのできるまちに
安全安心な地域づくり(福祉・医療)
5. 連携により経済成長のできるまちに
新たな魅力づくり(経済成長)
6. 地域ブランドによる誇りあるまちに
付加価値の高い農産物づくり
7. 安心できる都市基盤整備が整ったまちに
暮らしやすい基盤整備づくり
8. 市民目線のまちに
信頼できる役所づくり(行財政改革)


Q.日清医療食品に求めることを教えてください

 日清医療食品株式会社様におかれましては、「食」をテーマに、医療・福祉施設でのアメニティーサービスをサポートされ、質的に優れた食事の提供、また、給食業務の経営効率の向上が図られる受託事業を行っておられ、マーケットシェアは約3割と首位を独走されていると聞き及んでおります。

 感謝の気持ちと謙虚な姿勢で取り組まれる基本方針により、顧客の信頼を得られていることの証であり、安道代表取締役会長兼社長をはじめ、社員の皆様が一団となって取り組んでこられた努力の賜物であると、心から敬意を表する次第であります。

 昭和30年、当時全国でも稀な1町15カ村もの大合併により誕生した本市は、着実に発展し、今では京都府下の主要都市として成長を続けています。

 日清医療食品株式会社様が新工場の操業をいただきますことは、まことに光栄であり、心強いかぎりでございます。

 また、一日10万食を製造できるアジアでも類を見ない食品工場をこの亀岡に建設していただけることは、住民の誇りにもつながりますし、また社会に対する情報発信にもつながり大変期待しております。

 本市では、快適な都市環境の整備を目指して、企業様にとっても仕事のしやすい環境づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 また、一人でも多くの人に「亀岡に出店してよかった」「このまちに住んでみたい」と思えるようにまちづくりを進めて参ります。

 日清医療食品株式会社様が本市経済の活性化に大きく寄与していただくことを期待するとともに、日清医療食品株式会社様のさらなる御発展と社員皆様方の御健勝と益々の御活躍を祈念致しますとともに、亀岡市の今後の発展にもお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

※所属・役職名はインタビュー時になります。

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