「食」の側面から医療・福祉を見つめ支える日清医療食品。ヘルスケアフードサービス業界のリーディングカンパニーです。日清医療食品株式会社

CSR/社会貢献活動の取り組み

梅雨時期から考える熱中症梅雨時期から考える熱中症

掲載日:2016年06月01日
ステークホルダー : 地域社会
キーワード : 熱中症予防 環境保護

梅雨時期から考える熱中症|日本エンパワーメントコンソーシアムへのインタビュー

日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営に資するため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捕らえています。

今回、熱中症予防声かけプロジェクトの事務局である一般社団法人日本エンパワーメントコンソーシアムの水流(つる)様、今村様に梅雨時期にも発症する可能性がある熱中症について説明をいただきました。

»熱中症予防声かけプロジェクト HPはこちら

»一般社団法人日本エンパワーメントコンソーシアム HPはこちら

» ステークホルダーとの対話一覧についてはこちら

一般社団法人    日本エンパワーメント    コンソーシアム    熱中症予防声かけプロジェクト    事務局    水流 愛様

※インタビューに答えていただいた、一般社団法人 日本エンパワーメント コンソーシアム 熱中症予防声かけプロジェクト 事務局 水流 愛様

Q.梅雨時期でも熱中症を気にする必要があるのですか?


【そもそも熱中症ってどういう症状なのか?】


 熱中症は、気温が高いことなどで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体の調整機能が正常に働かなくなることによって引き起こされます。

 人の身体は、常に熱を作り出す一方、汗をかいたり、皮膚から熱を逃がすことで、体温の上昇を抑えています。

 このような体温の調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇すること熱中症はで起こります。

 重症化すると死に至る可能性もありますが、正しい知識と適切な行動で防ぐことができます。また、応急処置を知っていれば、命を救うこともできます。

【どういう時になるの?】


①暑いとき
真夏日や熱帯夜が多い年は、熱中症で亡くなる人も増えます。一般的には、最高気温が25度を超えると患者が発生し、30度を超えると熱中症で死亡する人の数が増えはじめると言われています。

②湿度が高いとき
気温が低くても、湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、熱中症への危険が高くなります。例えば、気温が25度以下でも、湿度が80%以上ある時は注意が必要です。

③日差しが強いとき
晴れた日は、直射日光や地面からの照り返しが熱中症の危険を高めます。大人に比べて地面近くにいる子供やペットは、照り返しにより特に高温にさらされる危険があるので注意が必要です。照り返しはコンクリートやアスファルトでは強く、芝生や土では弱くなります。

④風が弱いとき
風が弱い時は、汗をかいても体にまとわりついて蒸発しにくくなり、体温を下げる効果を弱めてしまいます。熱が体にこもりやすくなるので危険です。

⑤「暑さ指数」が高いとき
「暑さ指数」とは、気温と湿度と輻射熱を組み合わせた指標で、専門的にはWBGT(湿球黒球温度)と呼ばれるものです。「暑さ指数」は、気温だけよりも熱中症発生の目安となります。熱中症の予防情報はこの暑さ指数をもとにしたものです。

【梅雨時期の危険性について】


 私たちの体には季節に対する適応能力があります。

 けれど、暑くなる前ではまだ適応できていない人もいます。特に梅雨時期では雨のため空調の効いた屋内作業をする方が増えるかと思います。

 雨が続く梅雨の間の晴れた日や、梅雨明けは気持ちいいのですが、気温や湿度が上がり、蒸し暑くなります。

 まだ、気温はそこまで高くないこともありますが、先ほどの熱中症がどういう時に起きるのかを説明した中で「②湿度が高いとき」のとおり湿度が高くなると熱中症になるリスクがあります。


Q.熱中症を予防するにはどうしたらいいのか?


【5つの声かけ】

一般社団法人    日本エンパワーメント    コンソーシアム    熱中症予防声かけプロジェクト    事務局    今村 景子様

※インタビューに答えていただいた、一般社団法人 日本エンパワーメント コンソーシアム 熱中症予防声かけプロジェクト 事務局 今村 景子様

 私たち熱中症予防声かけプロジェクトでは「5つの声かけ」を熱中症予防として伝えています。

①温度に気をくばろう
 暑さに敏感になりましょう。からだで感じる暑さと実際の気温は異なることがあります。
 実際の気温を知ることで適切な熱中症対策が可能になります。

 今いるところの温度、これから行くところの温度を、温度計や天気予報で知るようにしましょう。

 暑くなりすぎていたら、日陰をつくり、エアコンなどを使って適度に温度を下げましょう。ただし、冷やしすぎは禁物です。

 特にエアコンが効いているオフィス内で働く方は、空調の効いたオフィスから室外に出た時の急な温度差で熱中症になるケースがあるため、注意が必要です。

②飲み物を持ち歩こう
 熱中症予防には水分補給が肝心です。
 いつでもどこでも水分補給ができるように、飲み物を持ち歩きましょう。

 特にお年寄りは、のどが渇く前に飲む、こまめに飲むといった、意識的な給水を心がけましょう。たくさん汗をかいたら塩分も補給しましょう。

 こまめな水分補給が必要なのは、暑い日は、活発に動いていなくても知らずに汗をかいています。こまめな水分補給を心がけましょう。

 ただし、アルコールは尿の量を増やし、体内の水分を排泄してしまうので注意しましょう。

③休息をとろう
 夏に頑張りすぎは禁物です。疲れている時は熱中症にかかりやすくので、休息をとるようにしましょう。

 寝苦しい夜は、空気の通りをよくし、通気性の良い寝具を使うなどして、ぐっすり眠れる工夫をしましょう。

 昼間も疲れを感じたら、その日の体調を考慮して無理せず、涼しい場所で休息をとるようにしましょう。

④栄養をとろう
 きちんと食事をとることも熱中症予防になります。

 バランスよく食べること、朝ごはんをしっかり食べることも大切です。夏バテして食欲がなくなったときは、からだを冷やす夏野菜や冷やし系の料理を選ぶなど、食材やレシピを工夫して体力をつけましょう。

⑤声をかけあおう
 体力がないお年寄りや子どもは、熱中症になりやすいです。

 家族やご近所同士で、「水分とっている?」、「少し休んだほうが良いよ」など、 声をかけ合いましょう。

 また、遠くにいる大切な人には、手紙やメール、電話などで伝えるのもいいですね。からだは涼しく、心は暖かく。コミュニケーションが命を救います。

Q.日清医療食品に求めることがありましたら教えてください。


【高齢者へのフォロー】

実は高齢者の方は熱中症に特に注意が必要です。

熱中症患者のおよそ半数が65歳以上の高齢者の方です。日中の炎天下だけではなく、室内でも、夜でも発生しています。夏場は昼夜問わず熱中症になる危険があると思って日頃から注意をする必要があります。

この高齢者へのフォローを在宅配食サービスである「食宅便」とコラボレーションをして啓発ができればと考えています。

また、私どもでは「熱中症予防声かけプロジェクト」だけではなく冬場の乾燥から感染症を予防する「うるおい日本」という活動もしています。

夏だけではなく、冬の水分補給も大切です。ぜひ「うるおい日本」についても協力をお願いします。

»うるおい日本 HPはこちら

※所属・役職名はインタビュー時になります。

» ステークホルダーとの対話一覧についてはこちら

関連記事

折り樹でつなぐ被災地支援

折り樹でつなぐ被災地支援

インタビュー:金原徹様/宮本鈴香様
(株式会社イトーキ商品開発本部/営業本部)

2018年09月03日更新

環境問題の解決に新素材を

環境問題の解決に新素材を

インタビュー:伊藤宏之様
(ディップ株式会社LIMEX事業部 事業部長)

2018年03月09日更新

リサイクルできるパネルの普及のために

リサイクルできるパネルの普及のために

インタビュー:河波様、小寺様
(エーシーシステムサービス 株式会社)

2017年11月07日更新

熱中症を予防しよう

熱中症を予防しよう

インタビュー:山下太郎様
(一般社団法人日本エンパワーメントコンソーシアム代表理事)

2016年01月16日更新

木を使おう

木を使おう

インタビュー:田渕様 千葉様
(株式会社イトーキ)

2015年12月14日更新

パネルからパネルへのリサイクル

パネルからパネルへのリサイクル

インタビュー:河波雄大様
(エーシーシステムサービス株式会社ボード事業部リーダー)

2015年09月28日更新