「食」の側面から医療・福祉を見つめ支える日清医療食品。ヘルスケアフードサービス業界のリーディングカンパニーです。日清医療食品株式会社

CSR/社会貢献活動の取り組み

管理栄養士・栄養士の活躍を応援管理栄養士・栄養士の活躍を応援

掲載日:2018年12月05日
ステークホルダー : 業界
キーワード : パートナーシップ 管理栄養士 給食業界

管理栄養士・栄養士の活躍を応援|Eatreat株式会社 管理栄養士和田宏美様にインタビュー

 日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営にするため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、『私たちは栄養士さんとともに食べる喜びを通して健康な世界を創造します』を経営理念とし、管理栄養士、栄養士の活躍を応援するサイトを運営されているEatreat株式会社 管理栄養士和田様にインタビューを行いました。

»Eatreat株式会社 HPについてはこちら

» ステークホルダーとの対話一覧についてはこちら

Eatreat株式会社 管理栄養士和田宏美様

※インタビューに答えていただいたEatreat株式会社 管理栄養士和田宏美様

Q.Eatreat株式会社について教えてください。


【設立の背景について】


 私どもの親会社は、天然調味料・だしメーカーの株式会社マルハチ村松になります。

 一般消費者向けのものはほとんどなく、BtoBモデルのため、広く知られている企業ではありませんが、明治初年創業の老舗企業になります。

 初代社長の村松善八は全国の鰹節を研究して全国に惜しみなく技術を広める活動を行っていました。

 マルハチ村松は第2次世界大戦後に新しく商売をするにあたって今まで培ってきた技術を使い、だしの素『パウミー』と『鰹の素』を開発しそれらを学校や病院をはじめとする公共機関に向けて販売していきました。

 実際に営業を始めると、販売窓口は栄養士さんが多く、その栄養士さん達にパウミー、鰹の素はおいしいと太鼓判をいただいた結果、その評判が口コミでも広がり販路をどんどん拡大することができました。

 経済情勢の不安定な時期に栄養士さんのこのようなお声をいただき、後押しをしていただいたおかげで商売の基盤を作ることができました。

 その後、高度経済成長期に入り主な販売先は加工食品メーカーに移りましたが、(今もそうですが)当時のマルハチ村松にとって栄養士さんの存在がとても重要であったことは間違いなく、その時に築いた基盤はマルハチ村松のグループ会社の1つである株式会社フード・デリに引き継がれ、『だし』をはじめ介護食など様々な食品を栄養士さんにお届けさせていただいております。

 そして今、マルハチ村松の成長の柱を作っていただいた栄養士の皆さんに何か恩返しができないか?
 そのような思いでできた会社が私たちの会社『Eatreat』になります。

»マルハチ村松HPについてはこちら

»株式会社フード・デリHPについてはこちら

【管理栄養士の地位向上について】


 管理栄養士は現在20万人を超える登録者がおり、毎年約1万人ずつ増えています。食に関するライセンスとしては唯一の国家資格であるにも関わらず、資格を持っていても使わずに別の仕事をしている休眠資格者も多くいます。

 管理栄養士の資格を得るために学んだことは、自分や家族、大切な人への健康管理に役立てることができるのでとても有意義な学びだと思います。

 だからこそ、その資格を活かして社会でも活躍する管理栄養士がもっと増えると嬉しいです。

 社会で活躍する管理栄養士が増えることが、つまりは健康な社会づくりに繋がると思うので、そのきっかけづくりを弊社で担っていきたいと考えています。

【取り組み例として】


 弊社の事業は、主に2つの側面をもっています。

 ひとつは、管理栄養士・栄養士に役立つサイト運営による情報発信およびコミュニティの形成です。管理栄養士は一人職場が多く、自分自身の仕事がちゃんとできているのか?と悩んだり、困ったことがあってもなかなか相談できる場が少ないのが現状です。

 また、他で働いている管理栄養士の情報を得る手段が少なく様々な職域で活躍している管理栄養士の働き方を知りたいという声から、イートリートでは様々な現場の管理栄養士にスポットを当て紹介させていただいております。

 もうひとつは、ヘルスケアに関心のある企業を対象とした製品開発およびマーケティング支援です。

 そのなかで管理栄養士のスキルアップの場の提供として、現在は特定保健指導をしたい人と訪問栄養食事指導をしたい人に向けた実践講座を開講しています。

 現在も第一線で活躍する管理栄養士が講師となり、現場で体験談を交えながら受講生に知識やスキルをお伝えいただいております。

【日清医療食品との関係について】


 管理栄養士、栄養士が多く在籍されている日清医療食品様と情報交換をさせていただきたいと思いご連絡を差し上げたところ、所属する社員の皆様は、給食受託業務のほかにも様々な取組みをされていることを知りました。

 なかでも特に印象的だったのは、災害時のお取組みです。
 実際に病院にヘリコプターを飛ばして災害に備えた訓練をされています。

 もしものことが起こるのは避けたいものですが、もし災害が起こったときも、日清医療食品様の管理栄養士、栄養士の皆様は不測の事態でも的確な判断と行動をされるのだろうと感じました。

 災害時にはライフラインが使えず、普段と異なる環境で食事を提供しなければならないなかで、管理栄養士としてどのように関わっていくのかは日々考えていく必要があると思っています。

 そのため、日清医療食品様が災害時に備えて充実した準備体制をされていらっしゃることを教えていただいた際、私も含めて災害時にどのようなことが起こりうるのか、また災害時に備えてどのようなことを気にかけるのが良いのかなどを知りたい管理栄養士は多いのではないかと思い、講演をしていただけないかとお願いいたしました。

 また、日々の健康管理の面でも、日清医療食品様は配食サービス事業である「食宅便」で高齢者の健康を支えていらっしゃいます。

 今後、さらに高齢者の割合が増え、在宅での栄養管理の重要性も高まってきますので日清医療食品様が取り扱っていらっしゃる宅配弁当がより身近な存在になるとお客様も安心して美味しいお食事ができるのではないかと思います。

Q.Eatreat株式会社から見た日清医療食品を教えてください


【評価ポイントについて】


 委託給食会社の最大手として給食業務だけでなく様々な活動に取り組んでいらっしゃることを知りました。

 NST研修をはじめとする病棟に出るためにフォロー体制が充実していることだけでなく、業務で使用する制服の改善など管理栄養士が働く環境改善を進めていらっしゃいます。

 このような取り組みは調理現場と病棟の架け橋になりますし、なにより、管理栄養士のモチベーションアップにもつながる素晴らしい取り組みだと思います。

【今後、日清医療食品に求めることについて】

 委託給食会社の仕事の魅力を、学生を中心にもっと伝えていただきたいと思います。

 なぜなら就職先を考える学生のなかで、委託給食会社での勤務は、”朝が早くて大変”、”ずっと立ち仕事なので辛い”などマイナスのイメージが先行している現状があると感じるからです。

 実際に私も学生の頃に周りの先生や先輩に就職先に関する話を聞くと、「委託は大変だよ」の一言でした。その大変さの奥にある、お仕事のやりがいについてはなかなか知ることができませんでした。

 管理栄養士を目指す学生を中心に、もっとたくさんの人に日清医療食品様の様々なお取り組みや管理栄養士の先輩としてご活躍されている方のお話などを直接聞ける機会などがあると素敵だと思います。

 そして、管理栄養士として様々な分野で活躍する人が増え、管理栄養士の地位が向上すると嬉しく思います。

※所属・役職名はインタビュー時になります。

» ステークホルダーとの対話一覧についてはこちら

関連記事

企業の課題に連携を

企業の課題に連携を

インタビュー:篠崎隆一様
(一般社団法人情報連携推進機構プロジェクト推進ディレクター)

2018年09月18日更新

折り樹でつなぐ被災地支援

折り樹でつなぐ被災地支援

インタビュー:金原徹様/宮本鈴香様
(株式会社イトーキ商品開発本部/営業本部)

2018年09月03日更新

食中毒事故防止のために

食中毒事故防止のために

インタビュー:大塚 浩様
(東京サラヤ株式会社サニテーション事業本部 食品衛生部 課長)

2018年08月20日更新

映像でわかりやすく伝える

映像でわかりやすく伝える

インタビュー:岡崎様
(株式会社シンネットインターナショナル)

2018年07月17日更新

拡大する介護食市場について

拡大する介護食市場について

インタビュー:三浦宏章様
(食品産業新聞社月刊「メニューアイディア」副編集長)

2018年06月15日更新

病院経営と病院食ついて

病院経営と病院食ついて

インタビュー:原國幹彦様
(株式会社病院新聞社編集企画課 課長)

2018年05月10日更新