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CSR/社会貢献活動の取り組み

ハラスメントフリーな職場づくりをハラスメントフリーな職場づくりを

掲載日:2019年07月01日
ステークホルダー : お取引先
キーワード : コンプライアンス ダイバーシティ パートナーシップ

ハラスメントフリーな職場づくりを|株式会社クオレ・シー・キューブ 取締役西本智子様にインタビュー

 日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営にするため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、日清医療食品の社外相談窓口(職場のヘルプライン)を担っていただいている、株式会社クオレ・シー・キューブ 取締役 シニアコンサルタントの西本智子様にハラスメントフリーな職場づくりについてインタビューを実施しました。

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株式会社クオレ・シー・キューブ 取締役 シニアコンサルタントの西本智子様

インタビューに答えていただいた、株式会社クオレ・シー・キューブ 取締役 シニアコンサルタントの西本智子様

Q.株式会社クオレ・シー・キューブについて教えてください


【ハラスメントフリーな職場づくりを】


 私たちは1990年の設立以来、相談事業、研修事業、教材開発提供、コンサルティング事業を行ってきています。

 主なサービス領域としてはハラスメント対策支援、ダイバーシティ推進支援などになります。

 ハラスメント対応というとよく「~をしてはいけません」などの禁止事項を伝えることと思われがちですが、私たちが目指しているのは誰もが活き活きと働いているハラスメントから解放されたハラスメントフリーな職場です。


ハラスメントフリーな職場とは
・単にハラスメントが無い職場というだけでなく、ハラスメントから解放されている、自由になっている職場。
・働く人々の人権や人格が侵害されないことはもちろん、それぞれが互いに尊重しあう職場。
・不幸にしてハラスメントが発生してしまった場合には、その解決に向けて最善の措置が講じられる制度・体制が整備されている職場。
・そこで働く一人ひとりが自立し、持てる能力を最大限発揮し、活き活きと働いている職場。
・あるいはそういう職場を自らが創るという意志を、働く人と組織が持っている職場。
・そうした職場づくりへ向けて努力を惜しまず取り組み続けている職場。

ハラスメントフリーな職場がもたらすもの

株式会社クオレ・シー・キューブHPより

Q.日清医療食品との接点について教えてください


【良きパートナー】


 2010年から社外相談窓口(職場のヘルプライン)でお取引をさせていただいています。

 社外相談窓口のメリットとして社員の皆様は個人が特定されない、些細なことから気軽に相談できる、専門家が対応するので安心できるなどがあります。

 また、利用する企業としては問題の早期発見による企業リスクの軽減があります。

 日清医療食品様では導入時は社内の窓口と混同されている方も多かったです。

 導入当初は入社時の条件が不安、不満、不明などが多かったですが、日清医療食品様が取り組みをされたのかこの手の相談は徐々に少なくなってきています。

 更に、役職者へのハラスメント防止研修にも参加させていただいています。

Q.相談フローについて教えてください。


【匿名性に注意しながら情報共有】


 電話での相談窓口の流れとして相談者が話してよいのか躊躇されているため、まず気持ちの受容から入ります。

 次に人間関係、キャリア、労働条件、健康条件、コンプライアンスやハラスメントなど相談者が抱える複雑化した問題の交通整理を行います。

 その後、話している内容や状況により相談者の自己解決につながる場合もあれば、本人の意思を尊重した上で、会社への報告の仲介を勧める場合もあります。

 メールでの相談につきましては、内容によっては電話での相談を促すこともありますし、解決を望む場合、会社への連絡の確認を行います。
 あくまで当人が望んだ場合にのみ会社側に報告を行います。

クオレ相談窓口と社内担当部署の連携フロー

【報告体制について】


 報告体制についてですが、二つあります。

 一つ目は、秘匿性を保持するため数値化して月次でデータ報告を実施しています。

 二つ目は、相談者の意思を確認し、実名を挙げて組織対応を望む場合に関しては翌営業日中に担当者へメールで報告を実施しています。

 ただし、相談者が匿名で内容を会社側に伝えてほしいという場合は、問題解決に至らない場合も有る旨を相談者に伝えつつ、匿名性を保持する内容を企業側に報告します。

 イレギュラーな対応として人命や犯罪に関わる場合は即時企業側に報告をしています。

Q.日清医療食品に求めることがあれば教えてください。

【連携の迅速さ】


 日清医療食品様の特徴として、担当者との連携があります。

 相談者からの内容を報告すると、日清医療食品様の担当者からどういう様子で相談があったのか確認の連絡が入るなど、細やかな連携が実現できています。

 また、弊社へのフィードバックをいただけることから、一方通行の報告にならない点も私どもとしては安心できます。

【組織が見えるように】


 日清医療食品様のように約5,300箇所の事業所を有している多事業所展開をしている企業では、相談者が働いている世界が非常に狭く感じられていることがあります。

 企業には事業所の責任者であるチーフやSVだけではなく、その上のエリアマネージャーやインストラクター、役職者など多くのプレーヤーがいます。

 もっと、組織としてメッセージを発信することで働く人が安心できる取り組みが可能なのではと考えています。

日清医療食品 事業所運営体制

【これからの変革に向けて】


 2019年5月には、「女性活躍・ハラスメント規制法」が成立し、早ければ2020年4月には、大企業においてパワハラ対策の義務化が始まります。

 取り組みをされている企業の中には枠組みやルールだけを作成して、中身が追いついていないケースや、ルールだから「やらないといけない」という思いで実施している企業もあろうかと思います。

 私どもは今回の法改正は一つのきっかけだと思っています。

 これからの人材不足の時代において、社員の皆様が活き活きと働くためのキーワードは「ハラスメントフリー」だと考えています。

 その実施には企業が方向性を示し、社員とともに実行することが大切です。

 日清医療食品様はすでに取り組まれていますが、約4万7千人の社員の皆様お一人おひとりがハラスメントフリーな職場づくりを目指していただければと思います。



※所属・役職名はインタビュー時になります。

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