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CSR/社会貢献活動の取り組み

リサイクルできるパネルの普及のためにリサイクルできるパネルの普及のために

掲載日:2017年11月07日
ステークホルダー : 地球環境
キーワード : リサイクル 環境保護

伝統と進化の中心にエコを|エーシーシステムサービス 課長 河波様 小寺様にインタビュー

 日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営にするため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。

 また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。

 日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。

 今回、パネルからパネルのリサイクルを可能としたエーシーシステムサービス株式会社ボード事業部 課長の河波様と小寺様にインタビューを行いました。

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※エーシーシステムサービス株式会社ボード事業部の小寺様と課長の河波様

※インタビューに答えていただいた、エーシーシステムサービス株式会社ボード事業部の小寺様と課長の河波様

日清医療食品との関係について教えてください。


【日清医療食品との接点について】


 大手町・丸の内・有楽町エリアのまちづくりを推進する活動をされていますエコッツェリア協会様の会合で日清医療食品様の担当者とお会いをしたことがキッカケです。
 日清医療食品様には後で説明いたしますが当社商品のRecoボードを記者会見時バックパネルとしてご活用いただいています。

※会見時に使用いただいたのは当社のRecoボードになります。(2016年2月12日 神埼市役所にて)

※会見時に使用いただいたのは当社のRecoボードになります。(2016年2月12日 神埼市役所にて)

【折箱のリーディングカンパニー】


 少しだけ、当社について説明をさせてください。当社の母体は株式会社アクタといい、博多の伝統工芸である博多曲物や折箱の製造を江戸期より代々営んでおりました。

 戦後から10年経過した昭和30年(1955年)1月に個人経営を法人化、昭和38年(1963年)にPSP成形加工機をいち早く導入し素材を木からプラスチックへ転換いたしました。

 伝統工芸としての曲物から、駅弁ブーム、コンビニ各社の展開の波に乗り、この折箱業界ではおかげさまで、大きなシェアを持つに至っています。

木でできた曲物

※博多の伝統工芸である博多曲物の折箱

 折箱は現在も進化しています。

 最近では、箸では食べにくさを感じている方や、海外の方も意識して、スプーンでも食べやすいようにR形状(返しがついている形状)もあります。

 より多くの方に使用していただけるよう工夫をしています。

【プラスチック製品からの発展】


 私たちは食品のパッケージや容器のメーカーのグループ会社です

 そのため、プラスチックの成型やリサイクルという技術が元々ありました。

 また、食品に特化をしているため、お取引先にスーパー、デパートといった先が多くありました。この中でディーラー様から何か販売促進につながるものができないと要望がございました。

 この要望こそが現在のエーシーシステムのボード事業部の発足のキッカケです。

 この販売促進の中でRecoボードが進化いたしました。

Q.Recoボードと従来のボード(パネル)との違いについて教えてください。


【同一素材のため完全リサイクル】


 多くのパネルは発泡ボードに糊をつけ紙を貼り付ける手法をとられています。当社のRecoボードはプラスチックメーカーである株式会社アクタだから実現できたボードです。

 過去にもインタビューで答えていますが、このボードはリサイクルが可能です。紙や粘着財を使用しておらず、すべて同一素材(ポリスチレン)でできていて、かつリサイクル可能なインクでダイレクト印刷をしているためです。

 また、このRecoボード自体は使用済みパネルや容器を生産する過程でできる端材を原料としています。


※Recoボード紹介動画


【要望に応じた形に加工が可能】


 従来のパネルはボードに紙を貼り付けるため特殊な形状の場合は職人がカッティングを行う必要があります。

 けれど、Recoボードでは、約60種類の形状から選択いただくことが可能になります。

 また、形状にない型が必要な場合は型代をいただければ新たに作成を行います。

 ※アーチ状のパネルを印刷機に並べる河波様。

※アーチ状のパネルを印刷機に並べる河波様。

【色や画質について】


 パネルに直接印刷することで色や画質に対して不安をもたれる方もおられると思います。

 Recoボードの開発には、10年かかりましたが現在では日本経済新聞社様の写真展やフランスの観光写真展にも活用いただいています。
  企業様のロゴを出力することも多く、色について定評をいただいております。

【雨天に強い】


 紙を使用していないため湿度の有る場所や屋外での展示にも適しています。

Q.今後の課題について教えてください。


【パネルと言えばリサイクルできるものと認知されるように】


 ペットボトルは現在リサイクルすることが浸透しています。

 確かにパネルは一般消費者が手にするものではありませんが、イベントやいたるところでパネルを目にする機会は多いと思います。

 ただ、まだまだパネルがリサイクルされるということが認知されていません。

 私たちもPRをしていますが、より多くの方の協力が必要だと思っています。

【対外的評価について】


 生産工場をもつ株式会社アクタの所在地が福岡です。福岡県の県産リサイクル認定制度にこのRecoPOPが認定されました。
 より多くの方に認知されるようこれからも頑張ります。

福岡県県産認定リサイクル製品ロゴ

Q.日清医療食品に求めるものがあれば教えてください。


【連携の強化】


 日清医療食品様でも使用いただいていますが、関係がある企業やイベントでのパネルに注目をしていただければと思います。

 そのイベントで使用されているパネルがリサイクルできないパネルの場合、Recoボードをぜひご紹介いただければと幸いです。

 また、今後もリサイクル可能なRecoボードやRecoPOPの使用を継続いただきたいと思っております。


※エーシーシステムサービス株式会社ボード事業部の小寺様と課長の河波様

※所属・役職名はインタビュー時になります。

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